【隔離・孤立スレ】専門的すぎる書き込みを歓迎at ENGLISH
【隔離・孤立スレ】専門的すぎる書き込みを歓迎 - 暇つぶし2ch431:名無しさん@英語勉強中
14/05/27 09:59:47.41 0knQBDga.net
>>391 の続き 【Voltaire】

1733 Edition of "Le Temple du Gout" which arouses much anger among
men of letters.

1734 [Voltaire's] "Lettres Philosophiques" are condemned and burnt
by the Parlement of Paris. Voltaire leaves the capital to live in a
"menage a trois" with his mistress Mme du Chatelet at her home. . . .

1736 [Voltaire] is told that Cirey is not safe any more and he flees
to the Netherlands.

1737 Voltaire's brother is arrested for Jansenist activities.

1743 Begins to enjoy a brief period of favour at court, with the
support of Mme de Pompadour despite Luis XV's distrust.

1746 Elected to the Academie Francaise.

1760 Rousseau breaks off relations with Voltaire, writing: '. . . I
don't like you, Sir . . .'.

1778


432: [Voltaire] is given absolutionand refuses communion. (中略) Proposes a project for a new dictionary to the Academie Francaise, ensuing disputes causing him much irritation and anger. Dies. . . . To avoid the indignity of his beaing refused a decent burial by Parisian church authorities, his body is smuggled out of the capital at dead of night and later buried at Scellieres in Champagne. His remains are subsequently transferred to the Pantheon in Paris. . . .



433:名無しさん@英語勉強中
14/05/27 10:02:11.24 0knQBDga.net
>>391-393
この Voltaire の略歴は、次の文献からの引用。

Voltaire, "Candide and Other Stories," Chronology, pp. xl-lvi, Everyman's Library"

434:名無しさん@英語勉強中
14/05/30 09:38:28.28 Hx01oY83.net
【I wish you were at the. . . .】(罵りの言葉)

"Wuthering Heights" は、2年前から原文で2回ほど読み、そのあとはときどき、
あちこち拾い読みしており、Librivox が提供する朗読を YouTube 上で何度も聴いてきた。
Librivox でそれを朗読している人の声はとても落ち着いた初老の女性という感じで、この
小説の雰囲気にぴったりなだけでなく、よほど教養のある人がこの小説をとことん読み込んで
いると見えて、実に説得力と臨場感がある。

Wuthering Heights PART 1 - FULL Audio Book by Emily Brontë (Part 1 of 2)
URLリンク(www.youtube.com)

この小説に出てくる主人公 Heathcliff の次の台詞は、何度も読み何度も聴いていたけど、
その意味をちゃんと考えたことはなかった。僕が問題にしている部分は、【 】で括ってある。

‘Oh, God confound you, Mr. Lockwood! 【I wish you were at the―】’
commenced my host, setting the candle on a chair, because he found
it impossible to hold it steady. ‘And who showed you up into this
room?’ he continued, crushing his nails into his palms, and grinding
his teeth to subdue the maxillary convulsions. ‘Who was it? I’ve a
good mind to turn them out of the house this moment?’
URLリンク(www.gutenberg.org)

この "I wish you were at the --" で止めているのは、さほど強い罵りの言葉だとは
気づかなかった。おそらくは "at the Thrushcross Grange" つまり相手(Mr. Lockwood)
の住まいに戻れ、というような意味かと思っていた。

ところが、"at the devil" と言いたかったらしいことに、ネットで検索してみてやっと気づいた。
これはネットのおかげだ。ネットのおかげで "I wish you were at the" までをキーワードと
して、そのあとの連語を検索できたからよかったのだ。ネットがなければ、紙でできた辞書や
資料をあちこち引っ張り回し、頭をひねり回してもわからないところだった。

435:名無しさん@英語勉強中
14/05/30 09:39:16.17 Hx01oY83.net
>>394 の続き

もちろん、Penguin Books 版などの注釈つきの本を買えばおしまいかもしれないが、
いま僕が持っている Everyman's Library は基本的には注釈なしのシリーズだ。
さらには、注釈があるということは便利なことなのだが、その代わり、自分で苦労して
調べようという気が失せてしまう。今のような注釈のない version を読んでいると、
方言とか見慣れない地名や人名や詩の一節が出てきても、


436:自分でネットで調べ、 さらには OED やその他いろいろな資料を引っ張り回して自分で調べる癖がつく。 このような作業を、Thomas Hardy の7本の長編を読むときや Dickens の 長編3本、そして Jane Austen の3本や、その他いろんなものを読むときに やっていたので、いくらか調べものをする習慣もついたし、面白かった。 注釈なしの本をわざと買うというのもいいものだと気づいた。 wish [a person] at the devil 人がくたばればよい(と思う)、人が行ってしまえばよい(と思う) I wish the little animal at the devil. (その小動物がいなくなればよいと思う) (安藤貞雄「英語イディオム・句動詞大辞典」) ネットで検索すると、"I wish you were at the bottom of the sea" という言い回しも 出てくるが、もしかしたらこれは "the devil" を少し上品に言い換えたものかもしれない。 その点については、その言い回しの出てくる前後の文脈をきちんと読んでいないから、今の 僕にはわからない。



437:名無しさん@英語勉強中
14/05/30 09:50:45.99 Hx01oY83.net
>>394-396

ここで疑問がある。

"I wish you were at the devil" では【at】となっているが、なぜ with では
ないのだろうか?with ならば devil と仲良くしているか、devil と対等の立場でそばに
いるというイメージだろうと思う。おそらくは at にすることによって、devil によって翻弄される
がままになっているというか、devil の餌食になっているという感じなのだろうと思う。

でも、"at + (a person)" というような連語はないだろうと思う。"I was at the cruel man"
なんていう言い回しがあるだろうか?これは何かの省略に違いない。もしかして、
"I wish you were at ★the mercy of★ the devil" が時代と共に簡略化されて
いったのではないかと思うが、どうだろうか?

いずれにしても、"Wuthering Heights" においては、いくら Heathcliff のような野卑な
主人公の台詞だとはいえ、19世紀中葉の北部イングランドで、さらには牧師の娘である著者と
しては、やはり "I wish you were at the 【devil】" とまでは書けなかったのだろう。
もし書いたとしたら、出版社からたちまち削除されてしまったかもしれない。

438:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 06:03:10.63 KJMC5G+m.net
【lol, LOL --- 「爆」(爆笑)という意味の略語が OED に】

lol, LOL という略語が、なんと OED にも2011年からすでに載っていたとは、知らなかった。

★LOL★, int. and n.2
Pronunciation: Brit. /ˌɛləʊˈɛl/ , /lɒl/ , U.S. /ˌɛlˌoʊˈɛl/ , /lɑl/
Forms: 19– LOL, 19– lol.
Etymology: Initialism < the initial letters of laughing out loud; sometimes also pronounced as an acronym.
The first L of LOL is sometimes also explained as the initial letter of laugh.

colloq.
A. int.
Originally and chiefly in the language of electronic communications:
‘ha ha!’; used to draw attention to a joke or humorous statement,
or to express amusement.

■1989 FidoNews (Electronic text) 8 May,
●LOL●―Laughing Out Loud.
■1993 Re: Walking out of Movies in bit.listserv.cinema-l (Usenet newsgroup) 3 Aug.,
●LOL●... Damn, that's even worse... Ba Ha Ha Ha ha ha!
■2002 What Mobile Apr. 23/3 (heading)
Wan2 go on a d8 2nite? ●LOL●. Everyone flirts, but will people really do it on their mobiles?
■200


439:3 K. Sampson Freshers 100 ‘Wow, man! Are you, like, really from a council estate?’ ‘Yep.’ ‘●Lol●! Awesome.’ ■2006 J. Dibbell Play Money xxiv. 170 There was a pause, then finally: ●lol●. i know what ur hintin at. (続く)



440:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 06:04:21.59 KJMC5G+m.net
>>397 の続き 【lol, LOL についての OED の定義】

B. n.2
An instance of the written interjection ‘LOL’.

■1993 San Diego Union-Tribune 14 Feb. d2/3
Someone who cracks a joke might get an ‘●LOL●’ in response―for ‘Laughing Out Loud’.
■1995 RE: Polygonal shaped GIFs in comp.infosystems.www.authoring.images (Usenet newsgroup) 13 Aug.,
I got a ●LOL● about ‘Geometrically challenged’.
■2000 Times Union (Albany, N.Y.) (Nexis) (Three Star ed.) 7 Sept. d1
Last week.., 14-year-old Caitlin Orlofsky and her friends caught up on it all, in a conversation punctuated by ●LOLs●.
■2009 R. V. Kozinets Netnography x. 183
All of it blogged and microblogged and promoted with lots of omgs and ●lols●.

(OED Online)

441:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 21:00:56.43 KJMC5G+m.net
【well の古い意味:「容姿がきれい」】

Jane Austen が小説を書いた時代は19世紀初頭なので、well という単語を、果たして
「健康だ、元気だ」という意味で使っているのか、あるいは古い意味での「容姿がきれいだ」
という意味で使っているのかがわかりにくいことがある。もしかしたら、それまでの人々は
あまり容姿をずばり誉めるのは気が引けるので、あえて「健康、元気」という意味での
well を「容姿がきれいだ」という意味でも使っていたのじゃないかという気もする。

. . . the general elegance of her [= Fanny Price's] appearance, and
her being in remarkably ●good looks●. (中略) he spoke of
her [= Fanny Price's] ●beauty● with very decided praise.
"Yes," said Lady Bertram, "she [= Fanny Price] ★looks very well★.
I sent Chapman to her."
"★Look well!★ Oh, yes!" cried Mrs. Norris, "she has good reason
to ★look well★ with all her advantages:
("Mansfield Park," Jane Austen, 1814)

上に挙げた一節に出てくる well は、前後関係から見るとすべて "beautiful in appearance"
という意味であることが明らかだ。主人公の Fanny Price が最近めっきり美しくなり、
彼女の養父母たちがしきりにその美しさを褒めているのだ。同じように、well-looking という
言葉も使われる。それもやはり、古い英語では "good-looking" という意味だったのだと
OED には書いてある。

442:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 21:06:10.34 KJMC5G+m.net
>>399 の続き 【well = 容姿がきれい】

They were a remarkably fine family, the sons very ★well-looking★, the daughters decidedly handsome,
(ibid)

OED による、この古い意味での well と well-looking についての定義文を載せておく。

★ well
9. †a. Of good or satisfactory appearance. Obs.

■a1616 Shakespeare As you like It (1623) iii. v. 120
Hee'll make a proper man:..His leg is but so so, and yet 'tis 【well】.
■a1616 Shakespeare Winter's Tale (1623) v. iii. 20
But here it [sc. a statue] is:..behold, and s


443:ay 'tis 【well】. ■c1710 C. Fiennes Diary (1888) 248 In this parke stands another pallace St. James, wch is very 【well】. ■1741 S. Richardson Pamela III. xxviii. 162 He is a lively Gentleman, 【well】 enough in his Person. ■1747 S. Richardson Clarissa I. ii. 7 But then, stepping to the glass, she complimented herself, ‘That she was very 【well】’. (OED Online)



444:名無しさん@英語勉強中
14/06/03 21:06:53.45 KJMC5G+m.net
>>400 の続き 【well = 容姿がきれい】

★ well-looking
Of good or attractive appearance, good-looking:

a. of persons.
Formerly very common, but now less usual than good-looking adj.

■1702 R. Steele Funeral i. 4
That Hale 【Well-looking】 Puppy!
■1737 Gentleman's Mag. Mar. 176/2
A well-disciplin'd Army of above 7000 Collectors, and a peaceable 【well-looking】 one of 18000 Men.
■1773 R. Graves Spiritual Quixote I. iii. ix. 151
A 【well-looking】 elderly gentleman.
■1814 J. Austen Mansfield Park II. i. 26
You should tell your father he is not above five feet eight, or he will be expecting a 【well-looking】 man.
■1848 Thackeray Vanity Fair xli. 371
The sisters were rather 【well-looking】 young women.
■1874 R. Tyrwhitt Our Sketching Club 6
He was..well-bred, and something more than 【well-looking】.
■1895 J. G. Millais Breath from Veldt iii. 47
His brother Piet (a nice 【well-looking】 fellow).

(OED Online)

445:名無しさん@英語勉強中
14/06/05 16:57:40.52 eR5n0e8a+
専門的過ぎるの意味が一寸違うかもしれないのですが

日本でも外国でも、憲法が国の力から国民を守り国を抑えたり縛ったりするもの、という解釈は同じだと思うのですが
実際人権についての取り扱いはどうなっているのか、ネットで話せる外国の人に聞いてみたいと思ったので、質問してます。

憲法といっても、今の集団的自衛権の事を聞こうとか話題にしようというのではありません。

日本の場合、人権といっても、憲法は国に対してだけ働くから、実際は国に何かを働きかけるには、個人で何かするという人は少ないのではないかと思います。
個人でも全く一人ではなく、弁護士くらいは付けてるでしょう。

でも、その場合、人権侵害にあたることを他人からされたら、憲法でなくても民法の不法行為(刑法に触れる場合でも民事上不法行為で賠償請求訴訟できる)で訴え責任を問う事もできるわけですが
(法的責任とは損害賠償請求の事だけど)
侵害という『何かした』事、その行為に対しては、賠償請求し責任を問えますが、『しない』ということは問えないと思います。
人権に関して『不作為』(国や行政に働きかけなかった、通報しなかったなど 児童虐待は通報義務強化されたかもしれないけど努力義務で罰則はなかったと思う)
つまり『傍観者』でも、その責任は法的には問えない事になります。しかし努力義務ですが・・・^^;

446:名無しさん@英語勉強中
14/06/05 17:06:48.25 eR5n0e8a+
法的にはこうでも、真面目系クズなどの言葉も出来たりしてたので、虚無に開き直らないで、皆それぞれ一部公務員や不当利得を得ている変な人たち以外
人の役に立とうとか、社会に貢献とか、思うらしいので、それ�


447:ネりに何とかなっているのではないかと思います。それでも、不思議な事に、数年前からの東北に関する『絆』という考え方もそうですが何の責任もない努力義務もないところで、何かあるかのように、本来押し付けられるべきではない国民や消費者に、国が当然のように責を求め押し付けて来てるような状態ではないかと思います。でも、こういう事を批判しようとかではなくて、外国は実際どうなっているのか、法律は基本は同じはずだから(日本は戦後民主主義をプレゼントされた稀有な国だから、その時に法律も全部いじくられ作られたので基礎は同じはず。集団的自衛権などは違うけど基本的人権など近代国家のあるべき姿になるように、同じに作ってるはずなので)こういう日本語でもややこしい事を聞く場合、どのような翻訳の参考文献になる本やサイトがあると思いますか?普通の辞書や辞書サイト翻訳サイトで大丈夫でしょうか?不作為 作為 って英語で該当する言葉ってありますか?



448:名無しさん@英語勉強中
14/06/05 17:14:02.27 eR5n0e8a+
ご存知だと思いますが

『不作為』 が問えないのは、人権に関しては、国じゃなくて一般国民は、基本的人権に関して不断の努力をしないといけない、と定めてあっても
努力義務でしかないからで

これが、作為義務と呼ばれるものが生じる状況だと違います。刑法に触れる不作為犯とかになっちゃいます><

449:名無しさん@英語勉強中
14/06/09 05:21:13.94 AYGTWrIJ.net
【My Grandfather's Clock】

"My Grandfather's Clock" は、日本語版を聞いたことがあった。それが実はもともとは
英語だったらしいことを、初めて知った。

Muffin Songs - My Grandfather's Clock (大きな古時計)| nursery rhymes & children songs
URLリンク(www.youtube.com)

見事な歌だ。一応は子供向けの歌ということになっているが、万人向けだ。人間の人生を
見事に歌っているではないか。そして実は、実に哀しい歌でもある。そして祝福の歌でもある。

450:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 06:35:39.33 1lBwonJ4.net
【後続の修飾語句(関係詞節など)がどの先行詞を修飾しているかを見破る方法】

他のスレで話題になったある問題文について、僕はいろいろ書いたが、これについてさらにこの
隔離スレでいずれ時間と気力があるときに検討し続けたいので、ここで覚え書きとしてリンクを
紹介しておく。

★もともとの問題文
スレリンク(english板:580番)

それについて僕が書いた文章
(ただし、他の人が書いた文章も間に挟まっている。極度に長いレスが、僕の文章。

(1) スレリンク(english板:619番)

(2) スレリンク(english板:642-667番)

451:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 06:56:19.17 1lBwonJ4.net
【hasn't left her desk for a week】

僕が書いたわけじゃないけど、別のスレで誰かが書いたレスを、覚書としてここに残す。

====== 以下は、引用 =====

(安藤講義より)
paint, catch writeのような「完結的」動詞の場合は、〈継続〉の意味を表すためには
完了進行形にしなければならない。I have painted a picture.なら、〈完了〉の意味になり、〈継続〉の意味を
表せないからである。
(ⅰ) I have been painting a picture all day.(私は1日中絵を描いている)
(ⅱ) He has been writing a novel since last year.(彼は昨年以来小説を書き続けている。

ただし、動詞が否定されていれば、完了進行形にしなくても〈継続〉の意味を表すことができる。
「床を離れない」という


452:「状態」は、継続することができるからである。 (ⅲ) She hasn't left her bed for a week.(彼女は1週間も床離れしていない) ====== (さらに別のレス) She hasn't left her bed for a week. これのnotの射程域は必ずleftに限定される。 だけど、元来継続のShe has syudied English for five years.の否定文 She has not syudied English for five years. の場合、notの射程域はstudied Englishの場合とsyudied English for five yearsの両方の解釈が可能。 だから、和訳も「5年間ずっと英語を勉強してない」「5年間英語をずっと勉強していたわけではない」 の2通りになる。だからleftのような文は元来が経験なので継続の解釈はしない http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/english/1401435322/l50



453:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 08:51:49.87 1lBwonJ4.net
>>406

>>580 にある問題文をここにコピーしておく。あとで気になった時に検索しやすいようにするためだ。

It is through humour,
【using the word
in the broad sense
●that● we employ when congratulating ourselves on the depth and variety of our own sense of humour】,
that British imagination has found its characteristic form in the modern novel.

454:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 10:05:49.76 1lBwonJ4.net
>>408
この文を簡略化してみる。

It is through humor,
【using the word in the broad sense that we employ when S + V】,
that British imagination + V.

上記の【 】の中にある "using the word in AAA" という挿入句の中にある
"the word" はその前の humor を指しており、この "using. . ." という
句は分詞構文として

「ここで私はこの(ユーモアという)言葉を AAA において使っているのであるが」
(I am using the word (humor) in AAA here)
(here I am using the word (humor) in AAA)

というような意味で使っていると僕は思う。もしかしたら、19世紀あたりに流行っていた言い回し
なのかもしれない。なぜそんなことを言うかというと、昨日たまたま Edgar Allan Poe が
1848年に発表した "Eureka!" という宇宙論を拾い読みしていたときにたまたま次のような、
上記の言い回しにそっくりな一節を見つけたからだ。前後の文脈を理解してもらうため、
煩雑になるのを厭わずに、長い一節をそのまま引用する。

I do not know a treatise in which a survey of the Universe
【―using the word in its most comprehensive and only legitimate acceptation―】
is taken at all:―and it may be as well here to mention that by the
term “Universe,” wherever employed without qualification in this essay
, I mean to designate the utmost conceivable expanse of space, with
all things, spiritual and material, that can be imagined to exist
within the compass of that expanse. In speaking of what is ordinarily
implied by the expression, “Universe,” I shall[9] take a phrase of
limitation―“the Universe of stars.” Why this distinction is considered
necessary, will be seen in the sequel.
URLリンク(www.gutenberg.org)

455:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 12:40:08.02 1lBwonJ4.net
>>409
【―using the word in its most comprehensive and only legitimate acceptation―】

この部分は、文脈から考えてみると、次のような意味だと思われる。

★ここで私は、(宇宙という)この言葉を最も包括的で唯一の妥当な意味で使っているのであるが

したがって、この "using に始まる分詞構文" は、簡単に言うと次のような意味を持った表現だ。

using the word in its (形容詞) acceptation

そして acceptation は "generally accepted sense" というような意味だから、これをさらに
単純化して書き換えると次のようになる。

using the word in its (形容詞) sense
意味:ここでは、この言葉をその(形容詞)な意味で使っているのだが

というわけで、これはまさに、>>408
(1) 【using the word
in the broad sense
●that● we employ when congratulating ourselves on the depth and variety of our own sense of humour】

という分詞構文と同じ構造を持っている。そもそも上記の (1) は、単純に言えば
(2) using the word in the broad sense that we employ when. . .
という形をしているからだ。

というわけで、今回のこの (2) は、

ここでは、この言葉(humor)を~のときに我々が採用しているような広い意味で使っているのだが

というような意味だとしか考えられない。

456:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 12:52:38.26 1lBwonJ4.net
【(1) using the word in a (形容詞) sense(ここでは、この言葉を(形容詞)な意味で使っているのだが)
(2) using the word in its (形容詞の最上級) sense(ここでは、この言葉を、その最も(形容詞)な意味で使っているのだが)】

>>410
以上のような理由で、>>408 で出てきた「標準問題精講」からの英文である

(1) It is through humor,
【using the word in the broad sense that we employ when S + V】,
that British imagination + V.

および >>409 に出てきた Edgar Allan Poe の "Eureka!" の一節である

(2) I do not know a treatise in which a survey of the Universe
【―using the word in its most comprehensive and only legitimate acceptation―】
is taken at all:

この二つの文章に出てくる "using 云々" という分詞構文は、このレスの見出しに挙げたように、
次のように簡略化し、一般化することができる。

★(1) using the word in a (形容詞) sense
(ここでは、この言葉を(形容詞)な意味で使っているのだが)

★(2) using the word in its (形容詞の最上級) sense
(ここでは、この言葉を、その最も(形容詞)な意味で使っているのだが)

上記の (1) と (2) のような言い回しが定式化していると仮定して、果たしてそのような
言い回しが現代においてどれくらい使われているのか、そして過去においては、いつの時代に
どれくらい頻繁に使われていたかについては、今の僕にはわからない。圧倒的に読書量が
不足している。これからもっと英文を読み、これについてはゆっくり検証していく。

457:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 13:02:40.84 1lBwonJ4.net
>>408 に出たこの「標準問題精講」の一節は、今回の数日前だけでなく、2007年にも
ネット上で話題になったようだ。その他にもあちこちでいろんな時期に議論されている。
次の検索結果を見ると、ネット上のいろんな場所で論議されていることがわかる。

URLリンク(www.google.co.jp)

458:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 13:33:00.99 1lBwonJ4.net
>>412 の "using the word in the broad sense that + S V" を含んだ問題文
のみならず、前後の長い文章を20行くらいにわたって引用しているサイトがあった。

URLリンク(toudaikyositu.jugem.jp)

459:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 13:35:40.93 1lBwonJ4.net
>>412
さらにもっと長く引用してくれているサイトが見つかった。

URLリンク(archive.org)

460:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 15:52:49.22 1lBwonJ4.net
>>411
"using the word in a (または its) (形容詞) sense (または meaning, acceptation, etc.)"
というような連語を使った例文を探してみる。すべてネットから。

(1) I was 【using the word in its customary and primary meaning】:
'spook' as a specter or a ghost.

(2) We are 【using the word in its first sense】 when we say that a guide
dog is fulfilling its function by assisting its master to get to work
by bus, and in its second sense when we say that the function of a
guide dog is to enable its master to get about ...

(3) Both of them were 【using the word in its modern sense】 shortly
after it appeared in print. In the 1830s, Leroux and Reybaud were
using the word socialism often in their jointly edited Nouvelle Encyclopédie and in other works.

(4) He had just used the word God as evidently applying to Jehovah,
the true God ; and it is absurd to suppose that he would in the same
vei se, and


461:without any indication that he was 【using the word in an inferior sense】, employ it to denote (5) 【Using the word in this sense】 in a medical context one might say, “Doctors have too much authority.”



462:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 15:53:58.64 1lBwonJ4.net
>>415 の続き

(6) ... who began 【using the word in a philosophical context】 in 1735
to refer to a systemic attempt at a metaphysics or psychology of art.

(7) Questions about how a given person is using some word can sensibly
arise only where there is some specific reason to suppose that he is
【using the word in an unusual way】.

(8) In this sense of the word, Mark is the first to write a Gospel
and the only one to do so; the works of Matthew, Luke, and John have
different purposes, and when we call them "Gospels"
we are 【using the word in a very different sense】.

(9) That's why I'll stick with "civilization" and emphasize that I'm
【using the word in only its etymological sense】. By civilizations, then,
I mean class-divided societies or societies with cities.

これらはすべて、Google Books より。
URLリンク(www.google.com)

463:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 16:04:16.54 1lBwonJ4.net
>>415-414 で、"using the word in a (または its) (形容詞) sense,
meaning, acceptation, context, etc." という連語を使った例文を探してみたけど、
いくらでもありそうだと思った。ただし、まだ9例しか見てないけど、これらはすべて
"I am" などの主語と動詞がついている形だ。

標準問題精講や Edgar Allan Poe の文章の中で見られたような、"using 云々" を
分詞構文として使ったような例は、まだ見つかっていない。僕が勝手に想像する限りでは、
現代では "I am" などという主語と動詞を添えた形では大いに使うだろうが、分詞構文として
はあまり使われなくなっているのではないか?

標準問題精講の例がいつの時代の誰の文章か知らないけど、少なくとも Edgar Allan Poe の
文章は 1848年だから、今から170年ほど前という古さだ。僕が読んできた英文の量はまだまだ
知れているので、古い時代の英語についてまだ熟知しているわけではないにせよ、最近は
19世紀の文章をたくさん読もうと努力している。そこで思うのは、19世紀の文章では、現代よりも
はるかに分詞構文をよく使うということだ。そのことを考えあわせると、今回の "using 云々"
を分詞構文として使う例は、おそらくは19世紀以前に大いに使っていて、現代においては
あまり使っていないだろうと想像している。

464:名無しさん@英語勉強中
14/06/13 16:21:49.28 1lBwonJ4.net
>>417 の続き 【use the word in a (形容詞) sense】

さて、次に using ではなく use という形で、この表現を使っている例文を探してみる。

(1) This will be found the sole absolute assumption of my Discourse.
【I use the word “assumption” in its ordinary sense】; yet I maintain
that even this my primary proposition, is very, very far indeed,
from being really a mere[30] assumption.

(2) I reply that the objection, in this case, actually does arise out
of “an unwarranted assumption”―on the part of the objector―the
assumption of a principle, in Dynamics, at an epoch when no
“principles,” in anything, exist:【―I use the word “principle,”
of course, in the objector’s understanding of the word】.

(3) “This is, perhaps, the most ambitious journal in the United States.
【We use the word in a good sense】, as meaning that there is no journal
among us which seems more laudably desirous to take the lead in
literary and theological science. Its handsome type and paper give it
a pleasing exterior; its typographical errors, though sufficiently
numerous, are so comparatively few, as to show that it has the
advantage of the best American proof-reading; while for thoroughness
of execution in the departments of history and criticism, it aims to
be pre-eminent.”―N. Y. Churchman.

以上はすべて、Edgar Allan Poe, "Eureka!" より。
URLリンク(www.gutenberg.org)

465:名無しさん@英語勉強中
14/06/15 17:25:36.74 2jY/BrUw.net
【"The Raven" by Edgar Allan Poe】

Edgar Allan Poe の "The Raven" という詩を初めて読んだのは、2年くらい前だったと思う。
最初は辞書を引かないで読んだけど、あまり深くは理解できないで面白みが感じられなかった。
次に、辞書を使って丹念に読んでみた。そうすると、少し深く理解できて面白く思われてきた。
さらに、辞書を引きなおしながら、今度は詩の全体を和訳して2ちゃんねる上で発表した。

やはり、一人で辞書を引きながら読んでいるだけだったら、ついつい見落としがちなところも、
和訳して他人に見せると、(読んでくれてる人がいるかいないかは別として)必死で訳すので、
深く読み込める。一人で読んでいたときとは段違いだ。和訳しないで辞書だけ引いて読んでいるときは、
何となくわかったつもりでいて、実は自己満足に陥りやすい。誰が見ているかわからないような
場所で和訳や自分なりの構文・単語・表現・語法の解釈を発表すると、それなりに必死になるし、
時には思いもかけぬフィードバックがあり、時には非常に励みになるし、また時には、ひどい攻撃を
受けて、逆に奮起しなおしたりもできる。

というわけで、この2年ほどのあいだに、何度も何度もこの詩を読み、何度もその朗読を
YouTube 上で聴いてきた。聴けば聴くほど、読めば読むほど、そして辞書を丹念に
引きなおせば引きなおすほど、ますます深く味わえるようになってきた。さらには、
Poe は詩について、詩を作るということについてたくさんの文章を書いている。そして
この詩についても、どのようにしてこのような形の詩を生み出すに至ったかを詳しく
述べた文章もある。それを数日前に読んだ。感動を新たにした。Poe はやはり天才だと
再確認した。

466:名無しさん@英語勉強中
14/06/16 05:33:15.03 xHdEJAnW.net
>>419
(1) "The Raven" (大鴉、ワタリガラス) (1845) by Edgar Allan Poe
URLリンク(www.poetryfoundation.org)

(2) "The Philosophy of Composition" (1846) by Edgar Allan Poe
URLリンク(www.eapoe.org)

上記の文章は、ペンギンブックス版ならおそらく 10 ページくらいかと思われる短いもの。
彼自身が "The Raven" をどのような考えのもとに、どのような技巧を凝らして書いたのかを
詳しく書いている。とても面白い。詩的なインスピレーションに突き動かされて、ある日突然に
何物かに憑かれたかのような一気に書いたのかと思いきや、まったくそうではなく、実に
論理的・理性的に考えを推し進めてこの詩に見事な秩序を与えているということがわかり、
とても感動した。

467:名無しさん@英語勉強中
14/06/18 17:30:09.00 aR2I/4WY.net
新しいスレを建てた。英文解釈のスレだけど、777がすでに立てた英文解釈スレとは
方針が違っている。

【細部にとことんこだわる英文解釈】 その1
スレリンク(english板)l50

この「隔離・孤立」スレでは、僕がこだわっていることを、他人がついてこられるかどうかは
無視して、好き勝手に書いている。しかし、上記の英文解釈スレでは、なるべく
受験生や一般社会人のうち、英文解釈をとことん勉強しなおさないといけない
と感じている人たちと質疑応答できればいいなあ、と願っている。

468:名無しさん@英語勉強中
14/06/29 05:28:44.16 39BnIyyG.net
【(all) the better to [do] -- よりよく~するために】

こういう言い回しを知らなかった。

============

ジーニアス英和、第4版
(all) the better to [do] --- よりよく~するために
"Grandmother, what big eyes you have!"
"All the better to see you, my dear."
(それだけよくお前さんのことが見えるようにね。)

ODE 3
the better to [do]
= so as to [do] better
例文:He leaned closer the better to hear her.

******************

この言い回しについては、残念ながら OED には解説がない。英語圏を初めとするヨーロッパの
諸言語を母国語にする人にとってはごくごく当たり前で、おそらくは解説とか例文をつけるまでも
ないから放っておかれているのだろう。

469:NY
14/07/03 00:38:21.19 H+qws9Xh!.net
I'm on holiday <a href=" URLリンク(www.computerpower.edu.au) ">buy orlistat cheap online</a> ND UT Not Invoked, Services Not D No S/A

470:名無しさん@英語勉強中
14/07/03 05:47:40.19 a9bUbYHu.net
【proud, pride という言葉の本当の意味合い】

次に挙げるのは、昨日、あるスレで僕が書いた記事だ。覚え書きとしてここに貼り付けておき、
あとで、必要があれば書き足していきたい。なお、そのスレにおいては、僕は完全に馬鹿に
されてしまった。
************** 以下は引用 ***************************
proud という言葉の本当の意味がつかめるようになるまで、かなり時間が必要だと思います。
簡単に言うと、proud は、素晴らしい人を見て「すごいなあと感じる、うれしいと感じる」
という程度の意味だと思います。「誇らしく思う」とか「誇りに思う」などと訳すと、
とてもぎごちなく、大げさに感じられるような状況がとても多いですね。

今回の2つの文では、あなたの言うように、素晴らしいものを見せた本人のことを知らない
赤の他人がその人を proud だと思うだろう、という状況ですね。だから、次のように
僕ならば訳します。

Kenny Rogers would be proud of that.
Kenny Rogers が見ていたら、すごい(素晴らしい)なあと思っただろう。

That would make a basketball player proud.
バスケットの選手が見ていたら、すごい(素晴らしい)と思うだろう。

また、身内のことを褒めるときでも、父親が息子を褒めるとき、次のように
言いますが、これを「お前を誇りに思っているよ」などと訳すと、
演技みたいで、きざったらしいですね。だから、僕は次のように訳します。

I'm proud of you, son.
お前は偉いぞ。
偉い奴だな、お前は。
よくやってるよ、お前は。
よく頑張ったな、お前。
スレリンク(english板:164番)

471:NY
14/07/03 07:46:00.57 H+qws9Xh!.net
On another call <a href=" URLリンク(demilovato.com) ">donde puedo comprar orlistat generico</a> 07 = Medically Necessary - use to replace SA Exception Code 1 (Immediate

472:NY
14/07/03 09:23:38.03 fIjEotxj!.net
Accountant supermarket manager <a href=" URLリンク(www.oestrangeiro.net) ">naprosyn xr</a> actually getting nevirapine to the mother and child at time of delivery is further frustrated

473:名無しさん@英語勉強中
14/07/03 17:02:32.75 a9bUbYHu.net
【car crash TV(車の衝突とはまるで関係なくても使える "car crash" という言葉】

car crash と言えば、もちろん「車の衝突」だけど、これを形容詞のように使って
"car crash TV" と言えば、もともとは「車の衝突をルポした低俗番組」という意味だった
そうだけど、そこから「(車の衝突とは関係なくても、ともかく)ショッキングな題材を扱う低俗番組」
という意味で使えるそうだ。ぜんぜん知らなかった。こういう表現は、イギリスで特に使われているそうだ。

★ car crash TV
[informal] REALITY TV programmes which people think are of poor
quality, but which they cannot stop themselves watching
(LDOCE 6)

以下は OED より。
★ car crash
2. fig. Something which is disastrous, messy, chaotic, or
embarrassing, esp. in a manner which compels one's attention.
Freq. with of.

■1992 USA Today 16 Oct. 1 b/3
IBM has slashed its manufacturing capacity a whopping 40% since 1989...
‘It's a 【car crash】 in slow motion that's going to last for two to three more years.’
■1993 Musical Times Jan. 53/3
John Mayer's embarrassing Kriti, a 【cross-cultural car crash】
of a piece mixing tanpuras with Brideshead revisited, was simply dreadful.
■2000 M. Blake 24 Karat Schmooze (2001) vii. 72
He read out the label in a French accent that was a 【car crash】 of
aspirated vowels and glottal stops.
■2007 R. Coleman Mommy by Mistake (2009) 268
You are..far, far too nice and kind to get involved with me and
my 【car crash】 of a life.

(OED Online)

474:名無しさん@英語勉強中
14/07/03 17:10:44.28 a9bUbYHu.net
>>427 の続き 【「車の衝突」とは関係のない "car crash" という言葉】

さっきは、この表現のこのような使い方はイギリスで主に使われるというようなことを書いたけど、
それは、このすぐ下に "chiefly British" と書いてあるところを見てそう書いた。
"car crash" を比ゆ的に使う例はアメリカにもあるようだけど、下記のような使い方は、
イギリスで主に行われているということだ。

car crash
★Chiefly Brit.★ (in sense 2).

a. attrib. Designating television that is considered to be
gratuitously shocking or sensational, or of embarrassingly poor
quality (in terms of dialogue, acting, etc.).

■1993 Daily Mail 16 Jan. 35/4
He knows that millions of TV fans..love the tackiness of this
so-called ‘【car crash television】’, although he's not entirely sure why.
■1995 Herald (Glasgow) (Nexis) 8 June 13
Channel 4 was yesterday reminded that 【car-crash television】 is not
without its drawbacks when The Word was issued with a formal warning
by the Independent Television Commission.
■2009 A. Field Discovering Statistics (ed. 3) xiii. 463
It's cruel, voyeuristic, gratuitous, 【car crash TV】, and I love it.

(続く)

475:名無しさん@英語勉強中
14/07/03 17:11:31.28 a9bUbYHu.net
>>428 の続き 【car crash】

★ car crash
b. General attrib.

■1997 Select June 119/4
Add to that..the 【car-crash】 spectacle of his xenophobia..and not
going down the pub suddenly becomes a viable proposition.
■2002 A. Holmes Sleb ii. 16
It's the English version of Jerry Springer, where guests with
【car-crash private lives】 are ferried on to make the rest of us feel
happier about ours.
■2007 Daily Record (Glasgow) (Nexis) 24 Feb. 3
The star, once nearly as famed for her 【car-crash fashion sense】
as for her vocal talents.
■2010 Scotsman (Nexis) 28 Sept. 68
The club's own official website did not mince its words when
describing the defeat a day earlier as a ‘【car crash performance】’.

(OED Online)

476:名無しさん@英語勉強中
14/07/09 10:40:42.94 xZvcsfyU.net
【he(彼)という意味の方言である 'a --- Shakespeare と Hardy にて】

今、Shakespeare の "Hamlet" を、わからないながらもゆっくりと、ときにはいい加減に、
ときにはじっくりと読んでいる。実にたくさんの面白いことに出っくわす。文学的にとても美しい
味わいのある文章、気持ちのよいリズムに酔いしれることもあれば、語法的に、あるいは方言学
の観点から、あるいは歴史言語学の立場から見て、とても面白い。簡単に言うと、現代の
英語と比べて、単語や表現や文法の違いが面白い。

he(彼)という意味で、Thomas Hardy の小説では 'a という形が頻繁に出て来るのは
知っている。彼の小説では、England の西南部である Dorset 地方の19世紀の方言が
大いに使われていて面白い。

Hardy の小説を読んでいるときにすでに気づいていたことではあったが、この 'a (= he)
という形が、Shakespeare にもよく出てくる。いま読んでいる "Hamlet" にも頻出して
いて、面白い。

POLONIUS
And then, sir, does 【'a】 this, 【'a】 does --
What was I about to say? By the mass, I was about to
say something! Where did I leave?
(Hamlet, 2.1.48)

このような 'a を、19世紀の Thomas Hardy の小説ではどのように使われているかを
示す例を一つだけ挙げておく。

It is fat round his heart, 【'a】 says. (中略)
this space is still open,' 【'a】 says. (中略)
'off you will go like a shadder, Mr Durbeyfield,' 【'a】 says.
(Tess of the d'Urbervilles, Thomas Hardy; Tess の母親が Tess に対して言っている台詞)
URLリンク(www.gutenberg.org)

477:名無しさん@英語勉強中
14/07/09 10:52:24.24 xZvcsfyU.net
【he(彼)という意味の 'a についての OED の記述】

he(彼)という単語を歴史的にどのように形が変わってきたかについては、OED では次のように示している。

★ he

■ α. OE hę (rare), OE (rare)–eME hæ, OE (rare)–16 hee, OE– he,
lOE ho (transmission error), eME h (transmission error), eME ke
(transmission error), ME hei (south-west.), ME hey
(chiefly south-west. and south-west midl.), 15 hea;
Eng. regional 18 hee, 18– hey; U.S. regional 18 hee;
Sc. pre-17 17– he, pre-17 (18 Shetland) hee, 18 hey, 19– ei,
19– hei; Irish English (Wexford) 18 hea, 18 hey.

■ β. ME e (chiefly south-west midl. and south-west.);
Eng. regional (chiefly west midl. and south-west.) 18– 'e,
18– ee, 18– 'ee; U.S. (regional and nonstandard) 18 eh, 19– e,
19– 'e, 19– ee; Sc. 19– e, 19– 'e, 19– ee, 19– 'ee.

■ γ. eME hii (perh. transmission error), ME i, ME y, ME–15 hi, ME–15 hy.

■ δ. eME hie (Essex), ME hye (south-east.); Sc. pre-17 17 19– hie.

■ ε. ME–15 ha; Eng. regional (south-west.) 18– ha, 18– hu.

■ ζ. eME þe (see note below), ME ȝe, ME y


478:e (north-east midl.).



479:名無しさん@英語勉強中
14/07/09 10:52:58.73 xZvcsfyU.net
>>431 の続き

■ η. ME–17 a; 【Eng. regional 17– a, 18 a', 18– 'a,】 18– ai (Somerset), 18– aw (Cornwall), 19– ah (Lincs.); Welsh English 18– a (Pembrokeshire).
(ここに、Shakespeare や Thomas Hardy に頻出する 'a (= he) が出てきている。)

■ θ. 15–17 h'.

■ 2. Combined (sometimes in contracted form) with a preceding or
following word (usu. a verb). a. Proclitic or with enclitic verb or
pronoun eME þ- (see note below), ME 16 h-, ME– he-, 15–17 h'-,
15–17 (18– regional) hee-, 16 h'e-; Eng. regional 18– hoo- (Lancs.),
19– a-; Sc. 19– e-, 19– hei-; Welsh English 19– a- (Pembrokeshire).
Freq. with contracted verbs, where an apostrophe is now standard.

■ b. Enclitic eME -he, eME 16 -e.

(さすが OED。このあとに、he の語源や Old English における he という単語の
paradigm 全体を示し、そのいろんな変化などを膨大なデータで検証している。
ここではとてもじゃないけど紹介しきれない。そして僕自身、ざあっと見渡すことさえできない。
消化しきれないのだ。Old English をまだ少ししか知らない僕にとっては、まことに膨大な
データが OED に収まっている。)

480:名無しさん@英語勉強中
14/07/09 13:33:42.37 xZvcsfyU.net
【behaviour や havior は、フランス語の avoir から出来た】

behaviour という単語に似た意味の古い言葉として haviour という単語が Shakespeare
には出てくる。
That, being of so young days brought up with him,
And sith so neighbored to his youth and 【havior】,
(Hamlet, 2.2.12)

この havior (haviour) と behaviour とがよく似た意味であることはわかるけど、
その言葉の意味がなかなか覚えにくいと思ってたら、語源を見るといっぺんに納得した。
なあんだ。havior (haviour) の語源は、フランス語の avoir (= to have) に
あったのだ。

だから、havior は次のような二通りの意味を持つに至った。

★ havior

■ †1. The fact of having; possession; a possession, property;
estate, substance, wealth. Obs.

■ 2. The action of having or bearing oneself; deportment, bearing,
behaviour, manner. Also pl. manners. arch. or dial.

そしてこの二つ目の意味が、現代でも使われる behaviour という単語につながっているのだ。

481:名無しさん@英語勉強中
14/07/09 13:34:29.34 xZvcsfyU.net
>>433 の続き 【behaviour, haviour, havour】

havior という単語の歴史的な形態変化や語源や定義文や例文を、この下に列挙する。

havior, havour

● Forms: ME hauoyr(e, -ore, ME–15 havoir, havoire, havur(e,
haveour, havyour(e, ME–16 havour, havoure, 15– haviour (15 hauior);
see also aver n.

● Etymology: Originally < ★French aveir, avoir★ ‘having, possession,
property, estate, wealth, etc.’, subst. use of avoir ,
Old French aveir to have. First used in English in the Norman form
aveyr (see aver n.); the Central French form avoir appeared about
1400, and displaced aver, except in the northern dialect, where
that form survived in a specific sense. In 14–15th cent., association
with the Engl. have, having, introduced the variants haver, havoir,
havour, and the h was established before 1500. At the same time the
parallel behavour was formed on the English behave; and in 16th cent.
havour, beside its original sense of ‘possession’, took also that
of 【behavour】. Subsequently the termination


482:of both words passed through -eour to -iour (compare saviour, and vulgar ‘lovier’); the original sense ‘possession’ became obsolete; and, in the new sense, haviour came down alongside of 【behaviour】, of which it may often have been viewed as a shortened by-form. (OED Online)



483:名無しさん@英語勉強中
14/07/11 11:44:04.01 uFzxfjAN.net
【indifferent (moderately という意味の古語としての意味)】

相変わらずゆっくりと "Hamlet" を読んだり聴いたりしている。一つ一つの単語が古い意味で
使われているので、面白くもあり、難しくもある。indifferent という言葉が moderately
という意味で使われているので、戸惑ってしまう。

HAMLET:
Get thee to a nunnery. Why wouldst thou be a breeder of sinners?
I am myself 【indifferent】 honest, but yet I could accuse me of such
things that it were better my mother had not borne me:

(Hamlet, 3.1.122)

このような indifferent という単語の古い意味について、OED で確かめておく。

indifferent
†6. a. Having a neutral quality between excess and defect;
not extreme; of medium quality or character. Obs.

■1523 J. Fitzherbert Bk. Surueyeng xli. f. 55v,
The moost 【indyfferentest】 meane to make.
■1578 J. Lyly Euphues f. 59,
The minde with 【indifferent】 labour waxeth more perfect,
with [ouer] much studie it is made fruitelesse.
■1614 G. Markham Cheape & Good Husbandry (1668) i. ii. 26
Make not your career too long..or too short..but competent and 【indifferent】.
■1699 W. Dampier Voy. & Descr. iii. iv. 33
Where there blows a moderate and 【indifferent】 Gale between both Extreams.

(OED Online)

484:名無しさん@英語勉強中
14/07/13 05:54:47.44 5/YBqzgc.net
【Samuel Beckett の芝居】

Samuel Beckett の芝居のうち、かなり多くを YouTube 上で見ることができる。彼の芝居は
すべて CD で販売されているそうだけど、僕は YouTube で見ている。

Waiting for Godot
Endgame

この二つは、とても立派な役者が演じたものが YouTube 上で公開されている。僕はこれら
を両方とも、何度も見た。Samuel Beckett は実に深刻だけど、この二つの芝居だけは
深刻ながらもかなりユーモラスで、けっこう楽しんでみることもできる。

Play
URLリンク(www.youtube.com)

上記のような "Play" というタイトルの芝居もある。この芝居は確か10分ほど続くはずで、
上記のリンク先のビデオも本当はすべてを数年前は後悔してたけど、今は著作権がらみか
どうかは知らないけど、ここにあるほんの2分ほどしか公開されていない。

Samuel Beckett をきちんと読んだり理解したりしているわけではないけど、今の僕の
断片的な理解では、彼の主題は、徹底した孤独感、人間存在が決して永遠に逃れることの
できない絶対的な孤独感と、存在することの徹底した不毛性だと思う。芝居の中では、
社会の動きと完全に隔離された人がまったくのひとり言を延々と続けているシーンが多い。
上記の "Play" という芝居でも、一人一人の人間が壺(urn)の中に入り、首だけを出して
まったくのひとり言を延々と続けている。これこそが人間存在だと訴えているように見える。
恐ろしい芝居だと思う。Samuel Beckett は、恐ろしくてとてもじゃないけど読み続けられない。
芝居を見続けられない。

485:名無しさん@英語勉強中
14/07/13 06:08:21.95 5/YBqzgc.net
>>436


486: そして、この "Play" という芝居が示している恐ろしさの最たるものは、人間たちがみんな ひとり言を言っているに過ぎないにも関わらず、あたかも共に生きていて、あたかも コミュニケーションし合っているかのように勘違いしているところにある。この世に生きるすべての 人間(そしておそらくはすべての生き物や無生物に至るまで)は、実はこのように壺の中で 永遠に生き続けていて、首だけを出し、前しか見ることができず、横に人がいることにも気づかず、 永劫の過去から永劫の未来にわたってひとり言を繰り返す自動人形のようなものなのだ。



487:名無しさん@英語勉強中
14/07/13 06:23:11.07 5/YBqzgc.net
【Samuel Beckett よりも Shakespeare】

Samuel Beckett は、人間存在の究極の真理をまざまざと見せつけすぎているので、
芝居を見続けられない。小説を読み続けられない。これが本当なんだとわかっていても、
読んだり聞いたりしていると、あまりにも苦しすぎる。

だから、半分ほどに真理を薄めたものがちょうどいい。Shakespeare や Dickens や
Thomas Hardy くらいの薄めのものがいい。適度に深刻で、適度に軽薄。

そもそも、人間というものは適度に軽薄だからこそ生きていけるのであり、その部分がなかったら、
とっくの昔に発狂するか自殺しているか、あるいは殺人を犯して牢獄で病死したり狂死したりしていたろう。

というわけで、今日も Shakespeare を少しずつ読んでいこうと思う。

488:名無しさん@英語勉強中
14/07/15 06:29:37.55 /G0C/SqC.net
【イギリス生まれの "fish and chips"】

"fish and chips" が「ポテトチップスつきのフィッシュバーガー」くらいの意味だろうと
思い込んでたら、まるで違ってた。イギリス発祥の、とても身近な料理だそうだ。イギリスに
行ったことのある人なら、誰でもよく知っているんだろうなと想像する。イギリスだけでなく、
おそらくアメリカで滞在した人も、よくこの料理を見たり食べたりしたのではないかと僕は
想像する。

Wikipedia の "fish and chips" の記事をすべて読んだ。とても勉強になったけど、
特に次の一節が参考になった。

Fish and chips became a stock meal among the working classes
in the United Kingdom as a consequence of the rapid development
of 【trawl fishing】 in the North Sea, and the development of 【railways】
which connected the ports to major industrial cities
during the second half of the 19th century, which meant that
fresh fish could be rapidly transported to the heavily populated areas.
URLリンク(en.wikipedia.org)

(続く)

489:名無しさん@英語勉強中
14/07/15 06:30:37.06 /G0C/SqC.net
>>439 の続き

簡単に言うと、"fish and chips" は、イギリスの労働者階級のあいだで19世紀に
急激に浸透したそうだが、それは、トロール漁業(25メートルくらいの底引き網で大量の魚を
救い上げる漁業)と鉄道との発展によるものだそうだ。

トロール漁業(trawling)については、

URLリンク(www.google.co.jp)

ここに出てくるたくさんのイメージを見ればよくわかる。それにしても、産業革命の結果として
18世紀あたりから急激にロンドンやマンチェスターなどに急激に増えていた労働者や、
その生活形態の急激な変化に対応する必要性が感じられた19世紀に、タイミングよく
トロール漁業が発達し、一方では鉄道網も急激に進展し、そのおかげで fish and chips
を初めとする簡便で安価な食品が労働者階級に浸透していったとは、本当に興味深い。

19世紀のイギリスの文学や社会情勢に僕はこの2年くらいこだわっているけど、それを関連させて
この fish and chips とその発展について考えると、とても面白い。

490:名無しさん@英語勉強中
14/07/15 07:19:12.29 /G0C/SqC.net
【compass card(羅針盤の針の下に敷いてある、方位を示す紙のようなもの)】

"compass card" とか card という言葉が出てきた。羅針盤(方位磁石)の、例のくるくると
回る針の下に敷いてある、32点の方位を記してある紙のようなものをどう呼ぶかなんて考えた
こともなかったが、Hamlet を読んでいるうちに、それを card (compass card) と呼ぶの
だということを知った。

HAMLET
How absolute the knave is! We must speak 【by the card】, or equivocation
will undo us. By the Lord, Horatio, these three years I have taken
a note of it. The age is grown so picked that the toe of the peasant
comes so near the heel of the courtier he galls his kibe.―How long
hast thou been a grave-maker?
URLリンク(nfs.sparknotes.com)

上記の、"by the card" というのは、exactly という意味だそうだ。それは、「羅針盤の
card に従って」という本来の意味から派生して「正確に」という意味になったようだ。
OED では、card を次のように定義している。

★ card
a. The circular piece of stiff paper on which the 32 points are
marked in the mariner's compass.
(OED Online)

491:名無しさん@英語勉強中
14/07/15 12:29:18.85 /G0C/SqC.net
【ユーモア作家 P. G. Wodehouse は名門の出身】

P. G. Wodehouse をまだ読んだことがないんだけど、イギリス出身でアメリカに帰化した作家で、
彼の書いた小説は面白すぎて笑い転げてしまうそうだ。YouTube 上にも、彼の書いた小説の
朗読ビデオがものすごくたくさんある。それにしても、彼はものすごく名門の家柄の人であり、
なんと11世紀の William the Conqueror の時代にまで遡れるそうだ。
(ただし、うっかり間違えそうだけど、William the Conqueror の血を引いているという
意味ではなく、その時代にいた別の家系の血を引いているということだ。)

Wodehouse, Sir Pelham Grenville (1881–1975), writer, was born on
15 October 1881 at 1 Vale Place, 50 Epsom Road, Guildford, Surrey,
the third of the four sons of Henry Ernest Wodehouse (1845–1929) and
his wife, Eleanor, née Deane (1861–1941). 【The Wodehouse family traced
its history back to the time of William the Conqueror.】 They were
landed gentry, who had over the years accumulated eighteen knighthoods,
a baronetcy, a barony, and an earldom. Henry Wodehouse worked as a
magistrate in Hong Kong from 1867 and was invested by Queen Victoria
in 1886 as a companion of the order of St Michael and St George.

(Oxford National Biography)

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