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地域猫、県が推進本腰 不妊去勢と世話で苦情激減 提唱者が先例紹介 /山口県
URLリンク(sippolife.jp)
野良猫のトラブルや猫の殺処分を減らそうと、住民の協力で
不妊去勢手術などを施す「地域猫」の推進に山口県が乗り出した。
パンフレットの作成やモデル地区の設定などで地域活動を支援し、
年間4千匹にも及ぶ殺処分数を2023年度までに1200匹以下に減らすことをめざす。
山口市の県教育会館で10日、地域猫の提唱者で、
神奈川県横浜市神奈川福祉保健センター職員(獣医師)の黒沢泰さん(57)を講師にした県主催の学習会があった。
黒沢さんは、同市磯子区を担当していた1999年、区民公募の検討委員会で
飼育ガイドラインを設定。市内各地で猫の数や苦情を激減させた実績がある。
活動の柱は、不妊去勢手術の徹底と住民による世話。地域で話し合って餌をやる場所と時間を決め、
残りはすぐに片づける。猫用トイレを設置したり、野良猫台帳で健康状態を観察したりする。
「野良猫を嫌悪する人も擁護する人も、迷惑が減り、不幸な命が増えないよう願う気持ちは同じだ」と黒沢さん。
野良猫嫌いの人が活動に加わる例も紹介し、
「当初は苦情解決の手だてだったが、今では近所づきあいの契機にも発展している」と話した。