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熊本県 健康福祉部 健康危機管理課
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動物愛護に対する県の基本方針
蒲島県政では、動物愛護行政について「熊本復旧・復興4カ年戦略」
（平成28年度～平成31年度）に基づき取り組んで参ります。
■熊本復旧・復興4カ年戦略（抜粋）
「犬猫の殺処分ゼロを目指し、獣医師会、愛護団体等と連携して、
終生飼養の啓発や避妊措置を進めるなど、犬猫引取り等の減少につなげます。
さらには、譲渡につながる動物愛護の取組みを強化します。」
熊本地震後は、動物の殺処分を大幅に減少させることができました。
引き続き「復旧・復興4カ年戦略」に沿って、犬猫の殺処分ゼロを目指し、以下の取組みを推進します。
○終生飼養の啓発強化、適正飼養（不妊去勢等）の推進
○保護動物の返還・譲渡の推進
○動物管理センターの収容環境整備
○動物愛護団体、ボランティアの皆様との連携強化
○保護動物の積極的な情報公開
参考：保護・管理動物に対するこれまでの県の対応について
これまで、保健所に多くの犬猫が持ち込まれ、動物管理センターではやむを得ず多くの動物を処分してきました。
H23年度までは、ガスによる致死処分を実施。
H24年度からは子猫、子犬に限り麻酔注射に移行。
H25年度からは、動物管理センターに動物愛護専門員を2名配置し、小学生を対象とした
「動物とのふれあい方教室」を開催。命の大切さを学ぶ場を設けました。（H25～H27実績112回、5,274人）
H27年度からは動物管理センターで譲渡講習会を開始。
H28年蒲島知事がマニフェストで「犬・猫の殺処分ゼロを目指す」ことを掲げました。
H28年4月の熊本地震に際し、県が保護した犬や猫は県内外の愛護団体、ボランティアの皆様、
他県の自治体関係者の協力のもと、元の飼い主への返還と新たな飼い主への譲渡に注力。
熊本復旧・復興4カ年戦略に「殺処分ゼロを目指す」ことを明示。
犬猫の殺処分数は大幅に減少し、譲渡率は過去最高となりました（下図参照）。