17/05/12 21:23:58.33 DIM0MVlR.net
>自生環境のデータ
重要ではあるんだが、現実には記録しておいても栽培に役立てる人が
ほとんどいないんだわ。
細かい日内変動や湿度変化を完璧にトレースできないって事もあるが、
ざっくりとした季節変化ですら無視して、自分の作場の環境でむりやり育てようとして
適応できないランを全部枯らしてしまう人のほうが圧倒的に多い。
たとえば自生地の夏の朝の気温は20℃です、ってデータがあっても
冷却装置を用意して20℃にしようとする人はまずいない。
自宅の涼しい場所に移動して、ギリギリ生存してれば栽培成功したと自慢するわけよ。
翌年は猛暑になってあっさり枯れ、異常気象のせいで自分の責任ではないと主張する。
で、初心者は成功するって報告を鵜呑みにして自分も真似をする。
暑がるのはまだしも、ちょっと加温すれば育てられる亜熱帯種を無加温で
育てようとしたりする人も珍しくないんだから、もうどうにもならない。
環境設定しようとする意思が最初から欠落してて、何も対策せずにトライして
枯れたらその時はその時、って人にデータの意味ってあると思うか?