20/06/28 08:57:13 L6clCVnO.net
>>803
> 国債発行してもそれを返済するために税金 とくに消費税をどんどん取るようにしていけば
> 庶民から富裕層へ富を移転しているだけになる
>
> だから国債発行したら日銀に買い取らせる そして消費税減税とかヘリコプターマネーなど
> 庶民にも十分金を行き渡るようにすればいいんだよ
なんか、世の中の常識をわかってなさすぎ。
そもそも日本は一度も借金を返済したことなんかない。
永遠に増やしつづ得てるだけ。
日本国債は、毎年100兆円っていう、とんでもない国債が満期を迎えて消えていく。
じゃ、国債が減って、緊縮財政になってるのか、っていうと、全然違う。
日本では満期になった、すべ手の国債は、また新しい国債を発行して、
国債発行を増やし続けてるから、毎年借金は増えて、国債も永遠に増える。
日銀が買えばいいだろ、って、政府が国債を発行して、それを日銀が引きける
ことは、危険すぎるし、過去に100パーセント失敗したら、すべての先進国では
一度やったら、危機へまっしぐらだから、禁止されている。
まあ、日本は事実上、国債の半分を日銀が買っちゃったから、世界中から
危険だと非難されてる状況だから。
逆にこのスレの人たちって、なんでそういう世の中の常識すら知らないのかが謎。
>日本銀行が国債の引受けを行わないのはなぜですか? 日本銀行
中央銀行がいったん国債の引受けによって政府への資金供与を始めると、その国の政府
の財政節度を失わせ、ひいては中央銀行通貨の増発に歯止めが掛からなくなり、悪性の
インフレーションを引き起こすおそれがあるからです。そうなると、その国の通貨や経済
運営そのものに対する国内外からの信頼も失われてしまいます。これは長い歴史から
得られた貴重な経験であり、わが国だけでなく先進各国で中央銀行による国債引受け
が制度的に禁止されているのもこのためです。
>日銀の国債引受けは、なぜ「悪魔的手法」なのか
―熊野英生・第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト
日銀の金融政策を巡っては、様々な論争がある。その中で、究極の禁じ手とされる日銀の国
債引受けについて考えてみたい。
思考実験として、増税をすることを止めて、政府の必要資金をすべて日銀からの資金供給
で賄うことにしたとする。皆さんは、「消費税の増税をせずに、日銀が国債発行分を全て引き
受けて、税収不足を補えばよいのではないか」と問われたならば、その可否をどう答えるか。
筆者がその問いかけに回答するならば、「政府がお札を勝手に印刷すると信用を失うから、
止めた方がよい」と答える。極端な例として、もしも紙に「1,000,000円也」とペンで書いて、自
動車購入の代金に充てればどうなるか。
もちろん、それは詐欺的行為である。なぜならば、100万円と書かれた紙と、自動車を交換
しようとすれば、間違いなく不等価交換になるからだ。
>財政ファイナンス IMIDAS
日銀は「打ち出の小づち」?
政府の赤字を中央銀行が埋めるというもので、「国債の直接引き受け」が典型的な方法だ。
政府の借用証書である国債を中央銀行が直接購入、紙幣を増刷して代金支払いに充てる。
中央銀行は紙幣を好きなだけ印刷できることから、政府は実質的に無制限の融資を受けら
れる。つまり、日本銀行はお金を作り出す「打ち出の小づち」であり、これを使って、政府の
借金を穴埋めするのが財政ファイナンスなのである。」
融資先が政府であっても返済が確約されているわけではない。返済されないことを承知で
融資を続けることは、中央銀行に損失を与え、信用力を低下させる。中央銀行の信用力低
下は発行する紙幣の信用力低下、つまり「インフレ」を生み出し、最悪の場合には「ハイパーイ
ンフレ」が発生、紙幣が紙切れになり貨幣経済が崩壊してしまう。