20/05/31 11:17:00.80 qillMdrY.net
銀行の融資が、サインすると無限にできるってのも、いろんな条件がついて、初めて
できることを、そういう細かい条件は理解できないから、条件を無視で、
いつでも銀行は通貨を発行できるみたいな、一般社会で大笑いされることを、
信じる情弱層が多い。
なんでこんな勘違いする人が増えたのかっていうのは、信用創造の意味の勘違いと、
三橋みたいな、経済のしくみをまったく理解できない人が、ネットで広めたから。
じゃ、現実の銀行の信用創造がどうなってるかっていうと、5ちゃんの中で言われてる
ような簡単なしくみじゃない。
例えば超単純に考えるとこうなる。
△銀行が○不動産にビルの建設費として、100億円を融資する。
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銀行はその不動産屋が信頼できると判断し100億円の債権を得る。
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で、そのお金が、△銀行の中の、その○不動産の口座に入れるとする
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銀行には100億の貸し出し債権を保有すると同時に、100億円の貯金が入る
つまり、お金は100億円増えた。
これがネットの中で広まってる信用創造
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でも、現実社会では、100億円借りたら、毎年何億円も利子を払う
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だから借りたお金をずっと貯金しとくバカな企業なんかない。
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○不動産が、ビルを建てるために100億円を地主に払ったら、△銀行の
貯金の100億円は減る。
つまりお金は増えてない。
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ただし、100億円借りて、99億円の土地代を支払ったら、1億円残る。
1億円って言っても、そういう企業が1000社あると、1000億円の貯金が
増えている
↓
だから、融資をすると、その何十分の1の貯金が増えて、信用創造が行われる。
また、他銀行に振り込んだお金も、全額使われないから、貯金が残り、
貯金が残るから、それをまた貸し出せるので、貸し出し余力も増える。
つまり、高校生の教科書に載ってるような信用創造は現実社会で行われているが、
5ちゃんの中で言われtるよな、サインすれば融資できるなんてことはない。
だから、現実社会で銀行が貯金以上の貸し出しをおこなる場合には、
インターバンクで、景気が悪くて、お金が余ってる銀行のお金をインターバンク市場
で借りてくるのよ。
だから『預貸率』で辞書を引くと、預金金額以上の融資は、コール市場で
借りて来る、ってすべての辞書に書いてある。
このスレはこういう説明ですら理解できないやつが多すぎだろうが。
こんなのちゃんとした会社のサラリーマンなら知らない人なんかおらんぞ。
逆に5ちゃんしか見ない人は、そういうのが全部ウソだと思っている。