14/08/06 17:11:22.27 UZM71/Ph.net
もうひとつ近代経済学の問題点は、人間をどういうものであるか規定してから理論構築するので、現実の分析と規範性が混同されてしまうことだ
つまり事実の一面やそもそも事実でないことが、現実の分析や規範性として出てくることになる
人間が利己的なものであるかどうかは、脳科学が進歩し、人間が物質的に解明し尽くされてからしか言えないことだ
人間心理は現代科学にとって謎のままであり、人間が利己的であるという過程から理論構築することはやってはならないことだ
その点についても、マルクスの資本論は商品と資本(つまり物)だけを扱っているのでぬかりないわけだ