14/03/21 23:08:42.44 o78iKfZS.net
問題は、企業経営者や経済団体が、国際経済環境の変化を読み誤ったことにある。
コストカット型の新機軸ではなく新製品開発、新技術開発、新ビジネス
モデルを生み出すイノベーションを理解していなかったことである。
コストカットでは経済循環は縮小過程に陥る。資本主義経済の数多い
欠点を補って余りあるのは企業家精神に基ずくイノベーションである。
あくまで」実物経済での話で金融手段の新商品などはそれに値しない。
我が国は、貯蓄超過で投資不足で、資本過剰の状態で海外投資も激増
している。民間需要不足を財政が国際を発行して財政支出(出動)で
それをカバーしている状態が続いている。もちろん財政は健全とは
言えないが破たんすることはない。国家財政は国民経済全体を視野に
入れて議論すべきである。財務省やその取り巻きはGDPの2倍の
債務残高云々しているが、投融資のための国債は元利金の原資がいらない
ので問題は有形固定資産(道路港湾などインフラ)のための国債残高
と赤字国債残高(460兆円)の合計約600兆円が本当の国家債務と
いってよい。それに我が国には100兆円を上回る外貨準備があり
ほぼGDP500兆円程度が問題となる。古来増税だけで財政再建に
成功した例はない。財政支出を引き締め、経済成長による税収増加
による以外はない。いかに経済成長を図っていくかが最大の課題になる。