12/11/02 22:45:51.49 fDu/jBo8.net
>>61
>消費税では貯蓄されたお金から税金を得られず、財政悪化を招くので駄目です。消費されても貯蓄されても相応の税金が得られる資産税が適しています。
同じことをもう一回言う。貯蓄されても必ず消費され、一定割合が税金になる。消費されなければ相続税になる。
数十年の財政の持続可能性を考えるときは数十年単位の税収と対応させればいいのであって、わざわざ明らかに動学的な不効率性をもたらすような税体系をそこに持ってくる必要は
全くない。
>資産税はある世代への過剰支出や課税不足で生じる財政悪化も防ぎやすい。
全く逆。同じことをもう一度言うが資産税は資本ストックの取り崩しによって将来世代の潜在産出量水準を小さくする。将来の消費の先食いが生じる。
>資産税で大資産者から主に得た税収が、国民全体の為に使われるのだから、小資産者は稼ぎやすくなります。
税収が増えてそれが社会保障に使われた結果として、小資産者が稼ぎやすくなる根拠は?w
そもそも低所得者が低所得者であるのはその生産性の高低に依存するとすれば、例え財政政策で総需要が増えたとこで彼らの稼ぎにはならんだろ。
彼らの生産性を高めることの方がむしろ重要であって、君のような安易な弱者救済の発想で経済をいじればかえって彼らを苦しめることになる。
資産税が課税されれば明らかに彼らの資産運用は厳しくなり、資産形成も厳しくなり、将来の生活設計を困難にする。
>資産税をして民間の需要を増やす事が必要です。
民間の総需要を増やすには設備投資を増やすことが必要。容易に金利に転嫁できる資産税は企業の設備投資を明らかに阻害し、総需要を縮小させる。
>資産税をして消費・雇用を増やせば、多くの国民にお金が行き渡りやすくなって、
ならない。必需財は給付の額に比して増えないし、課税される側の奢侈財の消費量はそれよりも多く減る。価格弾力性が奢侈品のほうが高いから。
君は需要の価格弾力性については「意図的に」全く触れないけど。