12/04/07 00:50:27.04 7Dryd7qB.net
青山の経済物理学の本って数式も難しいけど、具体例がないからよけい難しいんだよね。
ピタゴラスの定理で例えると、普通の本なら「斜辺をcとして、残りの辺をa,bとするとa^2+b^2=c^2となる」って説明するところを、
青山本はいきなり「a^2+b^2=c^2である」って説明されてる感じ。
これは推測だが、著者は前作のパレート・ファームズを読んでる読者を対象にしているかもしれない(俺はその前作を読んでないから分からないけど)
あと使い方としても理解を念頭に置いてるよりは、むしれマスコレルみたいに論文見るときに
辞書代わりとして使われることを想定されてるように感じる。
あと学会のことはよく知らないが、青山本にハイパーインフレがないように青山本と高安本では扱ってる内容も全然違ってるけど、
多分日本の経済物理学会には、青山学派と高安学派に分離されてるんじゃないか?
おそらく高安本に書かれてる内容が知りたいなら、高安の他の著作や論文を見るしかないのかも