計量経済学スレat ECONOMICS
計量経済学スレ - 暇つぶし2ch474:名無しさん@お腹いっぱい。
22/01/03 17:04:05.71 V9wx49gd.net
【特集:福澤諭吉と統計学】 福澤先生の統計的思考/山内慶太
2020/06/05
URLリンク(www.mita-hyoron.keio.ac.jp)
福澤先生が、統計資料としてではなく、社会の現象にある傾向性、法則性を探究する学問としての「統計学」に
言及した代表的な著作は『文明論之概略』である。
先生はバックルの『英国文明史』を読み込んだ上で、これを執筆している。丸山眞男が『「文明論之概略」を読む』
でこの書を次のように紹介している。
「短い時間をとればとるほど、また狭い空間をとればとるほど、偶然性の支配が大きくなる。個々の特殊な事情が
働く余地が出て来る。大量観察によって、特殊な事情が相殺されて、一般的法則性が出てくる。その大量観察の
方法として、バックルがあげるのが(略)統計学です。」
そして、こう『文明論之概略』を評価している。
「これ(統計学)を一応政策論から独立した、社会法則の客観的認識の一般的方法としてとらえたのは、バックル
から学んだ福澤のこの『概略』がはじめてでした。」
【特集:福澤諭吉と統計学】 座談会:150年のスパンで「統計学」を見る
2020/06/05
URLリンク(www.mita-hyoron.keio.ac.jp)
大久保 健晴(おおくぼ たけはる):
福澤は『文明論之概略』のなかで、この『英国文明史』を媒介に、犯罪率や死亡率をめぐるケトレー統計学の成果
を紹介し、次のように指摘します。「スタチスチク」こそ、「天下衆人の精神発達」を観察・比較し「真の情実を
明にする」、「文明を論じる学者」の方法論である、と。
このあたり、福澤はやはり思想家として非常に優れた嗅覚の持ち主であったと考えられます。
統計図書館コラム【人物編】№0001  福沢 諭吉 奥積雅彦(総務省統計研究研修所教官) 
URLリンク(www.stat.go.jp)
4  大隈の統計院設立構想と統計観 
大隈重信は、明治14 年(1881年)に統計院の設立を建議し、自ら院長に就任しましたが、その2年前の福沢書簡は、
大隈の統計院設立構想に何らかの影響を与えたのかもしれません。


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