11/04/07 00:14:03.67 viMLConK.net
ボックスダイヤグラムを理解するには無差別曲線と予算制約線を知った方がいい。
無差別曲線は原点に対して凸型の典型的なやつ。予算制約線は切片がプラスの右下がりの直線。その接した点がこの個人の予算内で許される効用が最大の点。(このときの値を出すときに微分の概念が必要)
ボックスダイヤグラムはその無差別曲線を2つ組み合わせたもの。(一方をくるりと反転)縦軸横軸にとった2つの財を余すことなく2者の効用が最大となるように(2つの効用曲線が接する)点を取ってその軌跡を描いたもの。
その軌跡がパレート最適の組み合わせ。(四角の中、太線でにょろ~っと右上から左下まで流れてる線)
それから、地震に関してだが、東北地方とその他の地方でこのボックスダイヤグラムを考えると東北の無差別曲線が原点に近くなり縦軸横軸の財の購入量が減る。そしてその他地域の無差別曲線が押してくる。(購入量を2財とも増やす)
理屈では、東北以外の地方の買占めはパレート最適にかなった動きになる。(あくまで理屈ではの話。気分がいしたらすいません)
でもそれじゃいけないので厚生経済学やら、政府の役割といった、市場外の役割が求められる。それも含めて経済理論。
(やっぱ、言葉では説明しにくい。公務員試験の過去問解説見てみ。経済原論のミクロ、地方上級)