簿記から経済を語るスレat ECONOMICS
簿記から経済を語るスレ - 暇つぶし2ch31:別スレ65 ◇jPpg5.obl6
11/02/13 19:16:39 X7MoVjNG.net
それ位はWikiでも何でも見れば解る.問題なのはこの本読んだの学生時代
(約14年前)で,その時『体感』していなかったから.もう一度『体で
読む』感じで『全てを疑え』の姿勢で読んでみる(みている).

上のをあくまで簿記的に考察すればマルクスの言う不変資本
=貸借対照表の借り方(流動資産(現金預金,売掛金,棚卸資産等々)
+固定資産(有形固定資産(機械土地その他等々)+無形固定資産(のれん等々)
+投資その他資産(子会社株式あるいは満期保有目的有価証券等々))


管理会計上は『総資本』と一般に呼ぶ.

さて『機械化が進む』という事は『ざっくり』『考えれば』上記の
内の固定資産、取り分け有形固定資産(機械,建物等々)が貸借対照表上
増加する事を意味する.耐用年数(実務上は大体税法に沿い,余り変わらない)
を『恣意的に』変えなければ(ここらは『判断』による)機械装置等々の
価額が貸方で増えるので当然原価償却費(マルクスで言う不変資本と
可変資本の合体による生産物への価値移行(ただしあくまで『命懸けの
飛躍』があってこその『価値』)は増える.仮に『疎外状況下』で,すなわち
『市場』を無条件に認める条件下では『何らかの理由で』恐慌が起きた
際,安売り合戦で原価償却費は変わらないので給与等減らさない限り
利潤は当然低下する.

 特定されるのが嫌なのでぼかしていうが,私の知り合いの総資産
100億円の鉄鋼会社(厳密には多角化しているが),今年になり売上げ
対前年比1/2になり潰れた.

 それはともかくまともな会計士ならば『例えどのような事態が起ころうとも』
(除『政策的に恣意的に耐用年数等が減らされた場合』),減価償却費の『正当な
理由無き(=市場が悪くなったからと言って)減らすと会計士自体アウトに
なる.

 ほぼ会計業界では,実務上税務に沿う事が多いが,『まずもって耐用年数が
劇的に変わる』事は無い.

 『マルクスの時代に』『ブルジョワたる政治家達』が変えていたら
話は別だ.

 機械化=有形固定資産の償却費の増加 を『無限下の条件で』考察するなら
ば,売上げが永遠に増加するかあるいはその代替としての賃金の引き下げも
考えうる.しかし無限なるものは存在しない.スコラ哲学を除いて.

なおここでは技術革新による耐用年数の減少は除いてある.(しかし
その場合,『機械を供給する個別資本の集合体』で激しい競争が起こり
勝ち負けがはっきりする事は容易に想像出来る)

ふぅ…



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