国の借金を返すのが第一at ECONOMICS
国の借金を返すのが第一 - 暇つぶし2ch21:輪転機
11/01/04 10:52:30 WZZiK5iE.net
>19
紙幣をいっぱい増刷して、ホイ払いましたよって貸主に渡したら返したことにならないの?

大体正解です。一気には無理ですが、何年か掛けて、それでいいのです。
実際には紙幣を刷ればいいだけです。
日本の基本的な問題は、その経済規模、資産(知的、技術的財産を含む)規模に応じた量の
通貨が市中に供給されていないからなんですね。人体に例えると、血が濃くなりすぎて
ドロドロ、各所に血栓ができている状態です。

「モノ(サービス)とお金」の関係も、「需要と供給」の関係で決まるので
供給量が今のペースだと、円は使わずに持っていた方が将来的には価値が
上がるので、金の集まるところでストックされてしまうのです。すると下記
の事が起こります。

①円高:諸外国が供給を増やしている中、圧倒的に供給量が少ないから、相対的に価値が上がる。
②デフレ:買わずに待った方が得だから、不景気となり商品は値下げしていかざるを得ない。
③金利安:不景気で新規投資出来ない。金を借りて新規事業するより、何もせず持っていた方が得。

紙幣を刷って市中での循環量を増やすとこれらが解消されていきます。
やりすぎるとインフレになるのですが、1年あたり、先日日銀が発表した
金融緩和策5兆円の6倍くらいの(30兆円)需給ギャップがあると言われています。
まだまだ足りないということですね。

また、紙幣を刷ってホイと渡しても、政府の借金として計上されても
その時点での通貨流通量は変わりません。つまりすぐにインフレにはなりません。
政府の赤字というのは帳簿上借金が残っているということ、つまりもう政府としては
使ってしまったお金なのです。ということは道路事業なり福祉事業なり教育事業なりで
既に市中に流れているのですから、これを印刷して帳消しにしても現時点で市中の
通貨流通量は同じですね。しかも30兆円くらい毎年需給ギャップがあって、需要を
増やしていかねばならないなら、しばらくは毎年30兆円までは紙幣を印刷して
公共事業として市中に増量していけばいいわけです。これを数年やっていくと景気が
良くなり、自然に税収も増え、相乗効果も得られるというわけです。




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