12/02/01 05:25:58.29 Gc/6hNtX.net
マルクス主義の古典を少々かじっている程度でその後に実証的にも理論的にも発展した
マル経やそこから分岐した学派全般についてはまったく詳しくないのであれだけど、
素朴な疑問としてずっとあったのは、労働価値説と限界効用価値説ってまったく対立する
説なんでしょうかねってことかな。
一つ、重要だけど世間では意外と忘れられがちだと思われるところは、
マルクスに至っては古典派経済学を彼なりに引き継ぐとともに、
彼の資本論は歴史仮説でもあって、古典派経済学も所詮はブルジョアイデオロギーとして
歴史的に位置づけられているところ。
要するに、労働価値説を歴史を越えて普遍的に通用する市場仮説として唱えてはいない。
労働が価値の源泉ではなくなる時代が来る。それが共産社会の幕開けだとしているところだね。