13/07/22 NY:AN:NY.AN DYeiU4V+.net
G&Lのレガシー。
ストラトみたいなヤツですね。
とにかく、G&Lのギターはネックのハイ起きがすごいです。G&Lのギターでは結構採用されているマイクロティルト機構のおかげですね。
この機構があるために、ハイポジションが起きあがり、ビビリが起きやすくなっています。
弦高をかなり高めにすれば、音詰まりやビビリも無視できるのでしょうが、通常使いやすいレベルの弦高でのセッティングができません。
今日のギターも、御多分に漏れずハイ起きが激しかった。すり合わせしたら、16フレット以降のハイポジションでは、フレットの高さがかなり低くなってしまいました。
ハイポジションの演奏性はかなり悪くなってしまいます。ネック自体が変形してしまっているので、演奏性を求めるなら指板調整・フレット打ちなおしが必要な状態です。
マイクロティルトや、シム挟みこみによるネックの仕込み角度調整は、百害有って一理無しって感じです。
組みこんだ直後はそれでよくても、時間が経過した時のネックへのダメージが大き過ぎです。
あえてマイクロティルトのメリットを上げるとすると、工場での出荷調整の効率化。くらいしか考え付きません。
これだけのために楽器の寿命を縮めてしまうのはどうかと。