24/09/09 23:40:54.39 E2+YYKJ00.net
日本航空が経営破たんする遥か前の1991年の話だが、JALがある国会議員の関係者から社員寮の用地を相場の3倍もの値段(時価との差額は100億円)で買っていた。疑惑の政治家は空港族のドンとも呼ばれた超大物政治家である。
A議員の選挙区・X県には、JALとA議員の濃密なかかわりを如実に物語る建物がある。94年の関西国際空港オープンに合わせ、空港に勤務する社員のために建設されたJALのマンモス社宅だ。
バブル期、山林を切りひらき、5棟の14階建高層住宅を建築しようと計画された。そこは「日航タウン」と呼ばれたが、バブル経済の崩壊とともに計画はしぼんだ。5棟のうち2棟だけが建設され、ビルの高さも10階になる。バブル景気の残滓だった。
関空勤務のための社員寮といいながら、空港からはかなり遠い。会社側はわざわざ通勤のためにバスを仕立てたが、それでも一時間は優にかかる。「まるで集団疎開みたい」と社員からの評判は最悪だった。なぜ、こんな辺鄙な場所に巨大な社員寮を建設したのか。日航タウン計画を立てた理由は、容易に察しがつく。