23/10/22 12:40:10.12 PseqQZyZ0.net
｢特許発掘｣というのは
研究開発上の成果物から｢中間処理の考え方を活用して『特許査定になる部分』を探すこと｣
なんだが、
シャープではそれが出来ないのは以下の理由
・中間処理、すなわち補正書・意見書作成は今は特許事務所に任せっきりなので、出来る人がいない。
中間処理が出来る人がいない＝特許発掘が出来る人がいない
・中間処理を行うのは本社ではなく事業部なので、本社には中間処理が出来る人がいない＝特許発掘が出来る人がいない
だから本社は｢特許発掘｣を分かっていないので、各事業部に対して指導・教育も出来ない
・仮に特許発掘が出来る人がいても｢多勢に無勢｣と｢大人の嫉妬｣で査定が悪くなり、昇進しない。だから｢特許発掘｣が部内に普及しない
(三行のケースがこれ)
・こうして社内には特許発掘が出来る人がいなくなる結果、技術成果物から離れた｢アイデア提案会｣が特許活動のメインとなってしまう
・｢アイデア提案会｣がメインとなった結果、自社でも他社でも活用されないという｢無意味な特許出願｣が大量に生まれてしまう
(山田肇教授が指摘しているのはこれ)
・｢無意味な特許出願｣が多いということは｢無意味な特許権｣を多く保有しているということ
だから、鴻海がシャープを買収したとき、テリーさんが｢特許がちゃんと取れていない！｣と怒ることに😣