19/04/15 19:54:40.73 pnaxgZI30.net
負の遺産、バブル世代がいなくなればSIerは変われるか
日本がバブル景気に沸いた時期は1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月まで
バブル入社組は少しずれて1988年度から1992年度に入社した人たちである
大手ITベンダーなら1000人以上の採用は当たり前
当時のITベンダーは高等学校やIT系専門学校の卒業生も囲い込もうと必死
全国各地に採用の受け皿となる子会社を設立した
大手ITベンダー、もう少し詳しく書くと国産コンピューターメーカーの経営幹部が
「バブル期には当社にふさわしくない人たちまで採用してしまった」と言うのを聞いたことがある
多重下請け構造をフル活用した人月商売はようやく終焉(しゅうえん)の時を迎える
「人月商売が完全に無くなるわけがない」が、ユーザー企業のニーズはクラウドに向かい、
大規模な開発を伴わないデジタル案件が増えている
これから必要な人材はプログラムを書かないプロマネ(もどき)ではない
仮に東京オリンピック・パラリンピック開催まで景気が持ったとしても、
その後の景気後退期にはIT業界も大きな地殻変動に見舞われる
その時までにSIerは「SIerをやめる」ことができなければ、滅びの道を歩まなければならない