13/02/07 22:50:15.77 .net
>>239
いや、あなたすごいわ。
今まで全く考えもしなかった。
法令上は仰るとおり一寸でずっと改正されてない。
でもね、私の持っている明治11年授与の勳五、明治12年授与の勳八調べたら、既に一寸二分だった。
これ尺貫法の歴史と関係しているんじゃないかな。
布地だから呉服尺か鯨尺を用いたのが、慣習として固定されたんじゃないかな。
呉服尺は一尺が曲尺の一尺二寸に相当するんだよ。
当時は勲章は江戸の飾職人の手になっていたから、古い伝統が残ったんじゃないかな。
後の瑞宝章などの綬幅が一寸二分に規定されたのは、この慣習を追認したんだと思う。