12/05/03 19:48:11.15 .net
>>132
再メッキを悪くとるか否かは個人次第だと思うけれど
基本的なメッキに関しての情報をいくつか。。
金メッキは14Kから24Kまでの純度があるけど基本的に日本の勲章では24Kメッキです
あと「一番自然に見える」と仰ってる物はけっこう地金の銀の硫化黒ずみが金メッキ表面に透過してて
深みがある色になってるので新品未使用時の色との比較ではかなり違います。
中田の複製の金メッキが明るくて本物と印象が異なるのは同じ金メッキでも
下地のメッキや地金が異なるからそのように違って見えます。
それから鏡面仕上げを行う場合は必ずメッキの前段階で地金を磨きます。
メッキを磨いたらそれは剥げるだけなのであり得ないです。
明治中期頃までの勲章はメッキが電気メッキではなく水銀アマルガムを用いた
いわゆる「消し金」という技法なのでメッキ層が厚く銀の黒ずみも浮かないため
「メッキの剥がれや黒ずみ無しの常態で勲章地金に傷が入る」ということはありますが
この場合は単純に地金の磨き無しで均一に再メッキされてしまった物でしょう。
確かに出品者は「再メッキ」の件を書くべきでしょうが「悪意」とみなすのは厳しすぎではないでしょうか。。