04/05/11 17:53.net
ロックのブートレグ(海賊盤)とかそっち関係のものすごい
コレクターだった知人がある朝乗っていた軽自動車ごと
トラックに弾き飛ばされ、あっけなく死んだ。
本当に突然だった。
LP、CD、ビデオ、レーザーディスク、DVD、カセット等など、
再生装置も含め、家一軒分はつぎ込んだという膨大な
コレクションが残されたが、年老いた両親はもとより
親族にも引き取り手はなく、結局全部捨てられたと聞いた。
実際問題、よっぽど親しかったとしてもこのような状況で
残された家族に向かってコレクションを引き取らせてくれ
とはとても言い出せるものではない。
同じようなものを集めていた(この人の百分の一にも満た
ないが)俺としてはただただもったいない限りだがどうしよう
もなかった。
これがコレクターの最期という現実なんだな、と痛感した。
それにしても残りの人生(平均寿命)を全うしたとしても
到底見、聴き尽くせない量を集めたこの人の人生とは、
と時々思う。
この人は「集める」行為そのものが喜びだったのだから
幸せな人生だったのだろうと、思うようにしている。
俺自身は、、、、未だに答えが見つからない。