07/03/03 21:06:50 .net
>>450
ついでに真空管タイプの放送装置についても…。
●真空管タイプの放送装置
真空管タイプの放送装置はマイクと制御増幅器が乗務員室に、
出力増幅器とスピーカが各車に配置された分散式です。
制御増幅器には電源スイッチと放送スイッチがあり、
電源スイッチを入れると411線が加圧され、各車の出力増幅器の電源が入ります。
放送スイッチを入れるとマイクの電源が入ります。
放送終了後は雑音防止のため、放送スイッチのみを切ります。
電源スイッチを切ってしまうと、次の放送時に時間が掛かります。
(真空管なので、電源スイッチを入れてから30秒前後経たないと放送できない)
結果的に、このタイプの放送装置では、常に電源が入っていることになります。
(前回HP1H2出力増幅器の411スイッチを入れると電源表示灯が点灯し続けると書いたのはこれに相当します)
ようするに、トランジスタタイプの放送装置(HP1H2出力増幅器など)の411スイッチは
真空管タイプの放送装置の電源スイッチと同じ役割を果たします。