21/11/08 19:11:31.51 nX8sEV/f.net
55枚組のうち、CD38、ベートーヴェン「交響曲第5番」を聞きました。
音質は全然ダメです。コントラバスが全く聞こえてこない。まるでSP録音の運命のような音がします。
私の安アンプの低音のツマミをプラスに回してもう一度聞きました。従来盤で聞けた、あの重厚な音楽が聞こえてきました。
演奏についての新しい発見は、全体の尺は長くなっているものの、解釈自体は'37年録音の運命と以外に共通性が高いことです。
低音を持ち上げずにバス、ティンパニ無しで演奏しているような本盤の音で聞くと、やはり同じ指揮者の演奏だと強く感じます。
これはバスとティンパニの効いた従来盤では分からなかった、新しい発見でした。
次はワーグナーの小品集、R.シュトラウス、リストの交響詩です。今回のように運命を2度聞くよりも楽に聞けるでしょう。
1001:名無しの笛の踊り
21/11/08 19:37:22.99 Yu1FhvAB.net
>>981
CDは単なる記憶媒体なので、CDらしい音というのはそもそもない。
1990年代のCDらしい音というのはかなり作られたサウンドで
人気だったほとんどの高級スピーカーは20kHz近傍に強いリンギングを出してた。
今はさすがにそういう機種は減っているが、デジタルっぽい音として風評は絶えない。
真空管アンプでも矩形波でオーバーシュートを起こすタイプは
目鼻立ちのくっきりした音になるのと少し似ている。
また、現在のスピーカーのほとんどは>>953のような複雑な位相のねじれがあり
ツイーターのパルス音が低音と分離して切り抜かれたように出るように設計される。
バランス的には超高音にぶら下がったピラミッド型という感じになる。
さらにステレオ定位のため>>963のように高域の指向性を絞ってあるので
パルス性の高音を含んでいない古い録音は鈍重なウーハーで一気に色あせる。
フルヴェンのライヴ録音はAMからFMに移行したばかりで
100~8,000Hzの両脇1オクターヴはまだ緩い音調で留まっているので
デジタル&ステレオで磨いた戦術はほとんど役に立たない。
1002:名無しの笛の踊り
21/11/08 19:58:34.48 L7O5ts2F.net
>CDらしい音というのはそもそもない
謎はますます深まるばかり(笑)
とりあえず、それなりの装置で聴けば録音された本来の音に聴こえるのだろうと納得しておきます
なんだろ、突き詰めていくとCD用マスター製作時のモニタールームで聴いてる音すら怪しいような
1003:名無しの笛の踊り
21/11/08 19:59:21.90 L7O5ts2F.net
>>985
�
1004:激X、ありがとうございました。
1005:名無しの笛の踊り
21/11/08 20:08:18.88 Yu1FhvAB.net
>>986
スタジオではヘッドホンでチェックしている可能性が高い。
いまどきクラシックの録音はヘッドホンでバランスチェックだし
BISはゼンハイザー HD600だった。
1006:名無しの笛の踊り
21/11/08 20:17:55.57 Yu1FhvAB.net
ちなみにドイツ放送録音はモニタールームのないホールでの実況が多く
伝統的にヘッドホンで音声チェックとバランス調整する。
URLリンク(cent20audio.html.xdomain.jp)
ベイヤーダイナミック DT48は1937年から存在するHi-Fiヘッドホンだった。
URLリンク(cent20audio.html.xdomain.jp)
1940年に高周波バイアス化したマグネトフォンのパイロット録音で
フルヴェンがプレイバックで試聴したのもおそらくDT48だ。
ただし初期のヘッドホンはノイズ検知という役割が大きく
Nagraのポータブル・テープレコーダーに標準装備されたタイプは
中高域を辛目に設定してあった。
1007:名無しの笛の踊り
21/11/08 20:31:46.69 Yu1FhvAB.net
ただヘッドホン試聴が原音に近いかというと、個人的には反対で
天吊りマイクの位置からホールに拡散する音響が正しいのだと思う。
このため高域が減衰する映画館規格のXカーブのようなバランスになる。
URLリンク(blog-imgs-138-origin.fc2.com)
あと>>959にも書いたが
個々人の外耳の共鳴には癖があってフラットにはまずならない。
外部の音を遮断して長いこと聴くと自然なバランスが失われる。
1008:名無しの笛の踊り
21/11/08 20:57:37.26 Yu1FhvAB.net
ちなみにフルヴェンの放送録音に使われたのはノイマン社コンデンサーマイクで
CMV3は1930年にすでに開発されたものだが、ダイヤフラムはU47と同じものが使われていた。
URLリンク(dg.ishibashi.co.jp)
URLリンク(www.coutant.org)
マグネトフォンも含め録音そのものはフラットに録られていたと考えていい。
1009:名無しの笛の踊り
21/11/09 20:00:19.05 ezN4gyUV.net
55枚組のうち、CD39を聞きました。
・ワーグナー「ジークフリートの葬送行進曲」
SPで既に録音していた曲のLP用再録音ですが、音質はLP用とあって非常に良好です。
演奏も、SP録音より自由で劇的な表現が豊かになりました。商業用録音としてはフルトヴェングラーの決定版でしょう。
ただ、DGから出ているライブと比較すると、冒頭のティンパニのピアニシモの表現など、DG盤を好む人もいるかもしれません。
・ワーグナー「ジークフリートのラインへの旅」
これもLPへの再録音で、音質は良好です。
演奏は、SP盤に比べて大きな違いはありませんが、やはり表現の幅が増し、恰幅がいい演奏になりました。
・リヒャルト・シュトラウス「ドン・フアン」
やはりLP向け再録音で音は見違えるように良くなりました。
演奏も、モノラルであることを我慢すれば十分現代に通用する名演です。
・リヒャルト・シュトラウス「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
これまたLP向け再録音、音は大変良好です。
フルトヴェングラーの「ティル」はライブも含めて何種類かありますが、この正規録音が一番の好演です。
いくらステレオが発達したとはいえ、この演奏を超える「ティル」はそうそう出てこないでしょう。
・リスト「交響詩『前奏曲』」
音質はこの曲でも大変に良好です。55枚組には珍しく(?)「当たり」の1枚となりました。
演奏もこの曲の劇的性格を見事に表現し切っている名演です。
リストの本曲はナチス時代に宣伝に利用されたため、戦後西ドイツでは鑑賞が暗黙のタブーとなっていました。
フルトヴェングラーのこの1枚の発売でリストのこの曲の鑑賞も復権を果たした、といういわくつきの1枚です。
さて、次は諸作曲家の序曲集です。これも肩が凝らずに聞けそうです。
1010:名無しの笛の踊り
21/11/09 20:19:57.27 PFQUnNX/.net
モノラルであることを我慢しなきゃならないとは何とも可哀そうなこと
55枚はほとんどゴミと化す運命だな
1011:名無しの笛の踊り
21/11/09 21:10:53.66 lGhisnge.net
>>993?
1012:名無しの笛の踊り
21/11/09 22:42:01.32 37Zi5FSe.net
貧乏人のひがみだろ
ほっとけばいい
1013:名無しの笛の踊り
21/11/10 00:33:37.72 X0AQ7QbS.net
>>966
Audacityあたりで片方のチャンネルの冒頭を0.*秒程度削って左右を若干ずらすと
あら不思議 ステレオ紛いになったりする おもろいで
イコサイザで左右変えても面白いよ
1014:名無しの笛の踊り
21/11/10 00:39:45.29 DvuiT+7A.net
>>996
疑似ステレオの作り方を説明してくれているページをみてファイル作ったことあるよ。
けど、物足りないしモノラルで十分だった。
foobar2000のプラグインでStereo to Mono、Mono to Stereo やDSPでいじってもみたけど、結局何も付けないがまともと感じたで。
1015:名無しの笛の踊り
21/11/10 04:42:43.25 7F2rLC6y.net
モノラルにはモノラルの音場感があって
ステレオだから中央定位なんて頭で考えてること自体が
刷り込みに繋がってる。
1016:名無しの笛の踊り
21/11/10 07:40:47.58 F0FRLCiY.net
次スレ
■■■フルトヴェングラー34■■■
スレリンク(classical板)
1017:名無しの笛の踊り
21/11/10 20:10:07.03 2B9vbV7Z.net
55枚組のうち、CD40を聞きました。フルトヴェングラー最晩年の録音になります。
・ワーグナー「ローエングリン」第1幕への前奏曲
LPへの再録音で、音質から言えば本盤の方が格段に優れています。
演奏は、基本的にSP録音から大きな変化はありません。
しとやかな音の名演なので、どちらかを取るなら当然、本盤でしょう。
・ウェーバー「魔弾の射手」序曲
この55枚セットではSP2種に次いで3回目のお目見えですが、唯一のLP録音なので当然音質は本盤が最高レベルです。
演奏なのですが、こんなにテンポが遅い「魔弾の射手」序曲にする必要があったでしょうか?
一応、音の良さにも支えられて名演の部類に属するとは言えます。
しかし、55枚組をここまで聞いてきて私が好む演奏は第2回SP録音のCD4の演奏です。音質も含めた総合点では判断に迷います。
・ウェーバー「オイリアンテ」序曲
音質はやはり非常に良好です。
ゆっくり目の演奏ではありますが、上記「魔弾の射手」序曲のように遅すぎはせず、文句なしに名演です。
(次レスへ続く)
1018:名無しの笛の踊り
21/11/10 20:10:42.84 2B9vbV7Z.net
(>>1000より続く)
・グルック「アルチェステ」序曲
これもCD11にあるのテレフンケンへのSP録音のLP用再録音です。CD11が借り物音源ということもあり、音質では勝負になりません。
演奏は、本盤は曲の悲劇性をたっぷりと聞かせる名演であり、音質とも相まって本番が決定盤でしょう。
ただ、テレフンケン録音も若きフルトヴェングラーならではの疾走感があり、独自の良さを持っています。
・グルック「アウリスのイフィゲニエ」序曲
音質はフルトヴェングラー再後期の録音とあって、これも良好です。
演奏も、悪くはないどころか悲劇的な名演に属すると思いますが、やはりもう少しテンポを速くできなかったか、という思いが残ります。
・ベートーヴェン「レオノーレ」序曲第2番
55枚組のリマスターだから、また低音が効かずに白けたベートーヴェンになるのかな、と思いの外、低音の効いた上々のリマスターです。
この企画の技術陣もやればできる、ということなのか、フルトヴェングラー最晩年ではマイクの特性が変わったのか、原因不明です。
演奏は、これだけを取り上げれば名演に属しますが、ライブと比べてしまうと迫力不足なのは仕方ないでしょう。
さあ、次は「マタイ受難曲」3枚組を聞かなければならないのか… ちょっと時間を頂くかもしれません。
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