17/03/17 19:40:47.49 hfCWpOsl.net
インバルのマーラーを聴いたあとに思った感想を書いておく。絶対に聴きに行った演奏の感想を書くという
ことではないが、書きたいなと思ったらたいてい書いている。(演奏会のチケットをすべて
持っているし、ネットで申し込んだ自分の名前が書かれているマイページにちゃんと
記録として残っている。)
上岡敏之指揮新日本フィルハーモニーのマラ6を聴いた時はインバルのマラ5は聴く予定ではなかったのが、
関西からの遠征なもので聴きたいものがたくさんあったらやっぱり行こうとなった。ティーレマンとドレスデンの
ラインの黄金がよかったからびわ湖ホールのラインの黄金はどうなのかという気になったし、
スクロヴァチェフスキ読響の間にあったヴィット新日本フィルのポーランドがとてもよくてそれなら
ヤルヴィN響のマーラー6番はどうなのとなった。それなら高いチケットのコンツェルトハウスのマラ5も
聴こうということになった。その選択は大正解で3つの演奏会はすべてよかった。(新日本フィルハーモニーの
マーラー6は賛否が分かれているようだけどね。)費用は莫大だったがそれ以上のものが得られた。
コンツェルトハウスのマラ5は自分がこれまで聴いたすべての演奏の中でも最高の音楽だった。去年、東京で
聴いたベルリンフィルのベートーヴェンがかなり物足りなかったかなという気になってしまうほどだった。
終わった後に感激した多数の聴衆がインバルのもとにかけより、指揮者がそれに応えて一人ひとり握手して
あげていたのも感動的な光景だった。