17/03/12 00:09:16.35 XpQcBaaj.net
昨年のウイーン国立歌劇場日本公演 ワルキューレ こちらも世界最高レベルの公演ではなかったかと思いました。
若干風邪気味で風邪薬のせいか、1幕2幕は若干ボーッと聴いてましたけど。
ウイーン国立歌劇場公演でも一人くらいは、音域は出ているけど迫力不足とか、
高い声が精一杯とかありうるのだけど、今回は まったくPERFECT
のように思いました。ワグナーを歌う歌手がそろっているという感じでした。
フンデイングのバスも低音かなり魅力的に響いていました。ジークリンデの
声も好きでした。余裕で歌っていました。ジークムントのテノールもも
素晴らしかった。バスバリトンのヴォ‐タンもいい声ですが、第一幕第二幕では
むしろ美しすぎるとさえ思いました。第三幕で怒り狂ってからいい感じに
なってきました。ヴォ‐タンってかなり身勝手な浮気親父ですからね。
フリッカのメゾソプラノは、あくの強さも出ていて 声も外見も適役
でした。見事な悪妻、悪女ぶり?しかし、夫の浮気に腹を立てているのが
本音かも。ブリュンヒルデも良かったです。確かに今年の新国立歌劇場
のほうが声量はあったかも、。で、オーケストラがやっぱり秀逸。
オケに負けない歌手の声量につい、歌声に気がとられてしまうけど、
繊細でかつ盛り上がるオーケストレーションと歌手とのアンサンブルも見事
であったと思いました。