ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その33at CLASSICAL
ベートーヴェン ピアノソナタ総合 その33 - 暇つぶし2ch1003:名無しの笛の踊り
17/02/12 09:17:50.35 em1Ex/Eh.net
>>979
>最初の小節は音を聞いた感じ、Gdurのサブドミナントとして始まると思う

そう感じさせるのが第一主題部はじめの4小節
ト長調Gの確保確認が2回2小節にわたって行われる
ハ長調Cの確保が行われるのは14小節めや3小節めへのリピートと考えても良いが、提示部は第二主題のホ長調E(遠隔調)の印象が鮮やか
第一主題部は様々な調に飛び移るが
第二主題部はEを主調に展開する(確保も何度か行われる)

はっきりとした主題線を持ち安定的(静的)な第二主題と
常に5度上への指向性を持ち調的な多様性を持つ(旋律的にも動的)第一主題の対比が第一楽章の主眼と感じる

Cが主調として支配的になるのは
イ長調A(!Eの下属調ではある)で回帰する第二主題が巧妙な転調によって
登場6回目(リピートしたとして)でやっとCで繰り返される203小節め以降

ここでやっとCが確保されると言ったら言い過ぎか

最後まで調的な緊張感を聞き手に強いながら
258小節から終結までに開放感と高揚感に導く手腕は練達の域であり
作曲者がいよいよ充実期にさしかかっていることを否応なく実感させる

駄文失礼

1004:名無しの笛の踊り
17/02/12 09:24:01.03 rKpBPnnk.net
だぶーん

1005:名無しの笛の踊り
17/02/12 11:10:36.74 Zv+nLYC4.net
KY厨坊がレスに激おこw

1006:名無しの笛の踊り
17/02/12 11:12:12.66 LXW1oDGD.net
>>963
アラウも聴かなきゃ聴いたとは言えない。

1007:名無しの笛の踊り
17/02/12 12:06:59.84 em1Ex/Eh.net
第一楽章第一主題部での調の扱いは月光や熱情16番あたりも同様

1008:名無しの笛の踊り
17/02/12 13:33:52.06 icJczolU.net
>>981
なるほど、確保って言葉を使うのか。
確かにしっかり聞くと、そこまでCdurで安定しないよなー....。それにしても下方変位とか、七の和音を多用してるわけでもないのにこのような曲をかけるのは本当に素晴らしいと思う。
説明の仕方が丁寧でとても参考になった。ありがとう。そんなあなたのおすすめは??

>>985
聞いてみる。Tubeにもあるか?

1009:名無しの笛の踊り
17/02/12 14:32:10.50 HrAxoFRy.net
俺も>>981のような解説をする人のお勧めを聞いてみたい

1010:名無しの笛の踊り
17/02/12 14:40:18.21 jv8nqgT7.net
>>987
で、アラウだったらガッカリだなw
音楽は感覚で聴くもんだと思うよ、理屈じゃなくて

1011:名無しの笛の踊り
17/02/12 14:56:04.91 DgxqAw9i.net
音楽の解釈・演奏をするうえで
ソナタ形式の理解とかは直接に役に立つけど
和声分析ってどこまで生きるんだろうか?

その曲のその部分の全体での意味音の意味を感じながら弾くのにどの程度
寄与するのだろうか?

アマチュアでその辺をきちんと勉強することもなかったしする予定もないけど
その辺が分からないと大きな損?

1012:名無しの笛の踊り
17/02/12 15:18:30.63 jv8nqgT7.net
アマチュアである時点で損も得もないわな

1013:名無しの笛の踊り
17/02/12 15:32:52.27 em1Ex/Eh.net
理解が深まるのは間違いない
謎解きのようで面白かった

今朝はたまたまポミエを聴きながらだった
一度他は手放そうかと思っている
ケンプバックハウスアラウは苦手
ワルトシュタインはグルダ(アマデオ)も聴く
ベートーヴェンはドイツ云々を越えた存在だと感じているので
伝統だの正統だのとローカルに押し込めなくとも良いのに
しかし頭からそれを否定する煽り口調も不快
楽譜通りだの改変だのの論議も不毛

能書きばかり書いて出会って手元にある演奏を誰憚ることなく楽しめない方々を気の毒に思う

1014:名無しの笛の踊り
17/02/12 15:34:55.58 em1Ex/Eh.net
これで消える
新スレには行かない

1015:名無しの笛の踊り
17/02/12 15:37:00.05 icJczolU.net
>>988
俺も理論が先行するべきではないと思うけど、感覚を理論化してるものだから重要ではないってことはないと思うけどなー。

>>989
応用できる部分はあると思う。その作曲家がどうしてその和音を設定したかを理解しやすくなると思う。
上の方の分析なら調が変動しまくるから、緊張感を持ったり、強調させすぎないようにするとか

1016:名無しの笛の踊り
17/02/12 15:55:18.22 em1Ex/Eh.net
>>993
>その作曲家がどうしてその和音を設定したか

余り意味がない詮索かと
ソナタ形式の原則を逸脱してハ長調の第一主題にホ長調を対比したら面白いんじゃないか?
ってベートーヴェンが思いついて実行してみたとか考えても詰まらなくない?

意欲と技能そして人を感動させるものを生み出す創造力は
すぐれた作品では渾然一体不可分に高度に結びついているようにしか思えないんで

これ以上は作曲家や演奏家や学者にお任せするしかない

1017:名無しの笛の踊り
17/02/12 16:28:53.10 jv8nqgT7.net
>>993
要はベートーベンの手品は手品として楽しんでればいいので、
種明かしをしてもベートーベンと同じく
「手品師(作曲家)」を志望してる人以外は
あまり意味がないかも。

1018:名無しの笛の踊り
17/02/12 16:33:37.08 DgxqAw9i.net
>>994
アマチュアの自演・プロを鑑賞する上でどの位必須・有用かと
いう観点だけなんですが

1019:名無しの笛の踊り
17/02/12 16:43:18.87 jv8nqgT7.net
楽譜通りに弾けば弾けるし、弾いてるうちに
楽理わかってなくても感覚的に理解するんじゃないか?

てか、弾けるんでしょ?
だったら理解できると思うが。

1020:名無しの笛の踊り
17/02/12 16:54:28.79 UbRFpyY/.net
>>989
>>972が言うように短いスパンで和声を感じ取って第1主題を
「調的な多様性を持つ」と捉えることもできれば、
9小節目からこれだけ大見得を切って半終止を強調しているのだし、
13小節をまとめて一つのハ調の終止形のように捉えることもできる

前者のような解釈に従って演奏すれば自然とテンポもゆっくりになろうし、
後者に従えばその逆になるだろう

演奏者自身の和声解釈に従って、実際の演奏にも
かなりの変化が生じることになるんじゃないかな?

1021:名無しの笛の踊り
17/02/12 16:56:25.09 DgxqAw9i.net
色々有難うございます。大変参考になりました。少しは勉強してみます。

1022:名無しの笛の踊り
17/02/12 17:50:41.29 4W/82QFY.net
>>979

第1主題提示はまぎれもなくC durであるし、しかし、
他の方が指摘されたように第1主題提示は様々に調を変えていきます。
そしてこれもまた他の方が指摘されたように、
理論の細かいところまでは把握しなくとも、
なぜか私たちは、感覚的に音楽の仕組みを理解していることがあります。
おそらく、979は、この楽章の主題の中の動機をつかんでいるのだと思います。

第1主題提示冒頭最上声部は、E→Fis→Gで3度(短3度)を形成します。
それに応答するかたちで、H→A→G(長3度)という動機があらわれます。
私は、3小節目のGはその両方の動機を兼ねていると解釈しています。
したがって、979が3小節目まで一つの流れで聴いた、ということは、
動機をつかんでいる証左といえるのではないかと思います。

ちなみに、その次は声域がぐっと上がって完全5度順次進行で下がります。
一方、バスは極めてゆったりと半音階で完全4度(C→G)下っていきます。

第2主題は属調であるG durであることが多いはずですが、
これも他の方が指摘されたように、E durで提示されます。
C durからみて、E durは「3度(長3度)」上の調です!
そして第2主題提示は、第1主題の2回目の応答のスローモーションのように
「完全5度」順次進行で下っていきます。
これもずいぶん前に第2主題の対比が素晴らしい演奏を紹介してほしいとの書き込みがありました。
音楽の仕組みを体の内に把握していなければこんな欲求は出ないと思います。

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