カール・ベームNo.6at CLASSICAL
カール・ベームNo.6 - 暇つぶし2ch447:名無しの笛の踊り
16/01/16 08:49:36.88 HdXmJ6eO.net
436つづき
Deutsce Grammophon MG9411/2
BEETHOVEN SYMPHONY NO.9 解説から
金子 
そうね。ですからウィーン・フィルがモーツァルトをやるなんていったらそれこそベームでなきゃ出ない味を出しますね。
おそらくベートーヴェンだってそうだと思うけれども,いわゆるウィーンのベートーヴェン,あるいはモーツァルト時代から続いている何ものかがあると思うんですよ。
ほかの国の人がどうしてもまねができないような演奏をするから。
門馬 
そこが貴重であるわけだ。
金子 
「第九」の合唱を歌う国立歌劇場のコーラスというのはすごい声ですよ。ボリュームのでかい。
門馬 
ボリュームがなければだめだけど,あんまり……。
金子 
あんまり繊細なものは出ない。むしろアマチュアの合唱であるムジークフェラインのほうが合唱としてはおもしろいですもんね。
しかし,ベームがしょっちゅうやっている合唱だから上手でしょうね。ベームは盛んに冗談を言います。
指揮をしながら,練習のときに。楽員がみんなワッハッハ笑いながら,だけどベームはちっとも笑っちゃいない。
ですから,つき合っていても一度も不愉快なことないです。おもしろいのは,ウィーンの電話帳にはああいう人たちの電話が載ってないんです。
いわゆる秘密電話になってるの。うるさいから,有名な人,それから政界の偉い人,芸術家は載ってないんです。
電話帳に載ってるやつというのは自分を売りたい人だ。
門馬 
それは電話帳に載ったらうるさいだろうけれどもね。


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