17/03/09 06:33:36.62 KhZ8cceN.net
3月4日びわ湖ホールで聴いた。当初から前半だけ聴いて帰ろうと決めていた。予定通り休憩になって
席を立った。家に帰ってから全曲演奏で休憩と思ったのは終演で、全部で2時間半くらいの演奏会だと
気づいた。途中で帰った人もいただろうし、最後まで聴いた人もいただろう。感想は当然それぞれで
違うだろう。ツイッターなんかを読むと 演奏面以外の部分でいろいろ感じた人もいたとか。もし自分が
途中で帰っていたら何を感じたのだろうかと思ったりした。
ラインの黄金は観て来て、今になっていろいろと思うことがあったので
書いてみる気になった。オペラはあまり観ない人間で、神話に題を取った物語であったからなのか
話が頭の中にあまり入って来なかった。途中映像などで視覚効果も入っていたが、それが
効果があったのかもよくわからなった。
台本があってそれを演じる人たちがいて、演出家がいる。クラシック音楽なら楽譜があって
それを演奏する人たちがいて、指揮者がいる。台本や楽譜が同じであってもそこで行われて
いるものは違って来る。最終的には演技者や演奏者がいかに説得力あるものを客に観せたり
聴いたりさせれるかどうかにあるのだと思う。同じ芸術だから根本は一緒なんだなあと
ラインの黄金は観て思った。