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宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」
今年の映画の「飢饉の人さらいがブドリのトラウマとなり別人格となって彼を導いていくというアイデア」を原案としてもらって
火山学者や気象学者に監修を頼みながら
台本:中村敬一
作曲:新倉健で
後半(多分第三幕。第一幕は平穏森の暮らしを合唱が歌うが飢饉から父Br母Sの失踪、ネリsをさらわれたブドリsが行き倒れるまで。
第二幕はてぐす取り省略して声変わりしてTになったブドリ。オリザ畑と赤髭とまた冷害で被害、イーハトーブに旅立つブドリ)
・第三幕は合唱でのブドリのクーボーの講義T「講義のアリア」との出会いから火山局就職まで、そして冷害の気配が再び来た事を告げる合唱。
・(深夜?)研究室でのカルボナードを巡るブドリとペンネン、クーボーの激しい論戦
・
・カルボナード島を背景とした二階舞台。前景港二階のデッキに火山局員達、下にイートハーヴ市民
・「夜間飛行」の様にブドリと同じ声域の通信氏から噴火の準備、状況報告が刻々と
・突然ブドリからの通信が途絶え一瞬凍り付く局員。しかしすぐ局長が別班へ火山制御の指示を続ける。
・噴火が一段落すると合唱が
「けれどもそれから三四日たちますと、気候はぐんぐん暖かくなってきて、その秋はほぼ普通の作柄になりました。
そしてちょうど、このお話のはじまりのようになるはずの、たくさんのブドリのおとうさんやおかあさんは、
たくさんのブドリやネリといっしょに、その冬を暖かいたべものと、明るい薪
たきぎで楽しく暮らすことができたのでした。」と原作の文章をレクイエムの様に歌いながら去り
だった一人ネリ残ったネリがブドリからの手紙を読む(舞台裏のブドリと二重唱)
「なによりも自分のためにやった事なのだと」で終曲