24/06/30 22:00:15.30 7AtbFetJ.net
学校で祖母の万引きが周知され不登校。
母から暴力を受けるも、本人の確固たる意思表示でもなければ
それ以上の介入は出来ないし、個別に深入りする職員にも恵まれなかった。
貧困はさておき、小学校も出ていない無学な少女の生い立ちを、
こちらから客観視したところで何がわかろうか?と。
行政に訴えればとか、救う手立てなんてものは当の当事者は知る由もない。
隣は何をする人ぞ。
近隣住民の手も逆に差し延べられなかった。
曾祖母もいる。母も娘にすがる。常人には理解できない絆が縛るわけだ。
売春を強要される。ロクな男とは出会うわけもない。
そもそも自分の置かれた状況が、世間一般と乖離してることすら気付かない。
「なぜ、その時、〇〇〇〇しない、〇〇〇〇しなかったの?」
そんなことはハタで見ているイッパンピーポーだから言えること。
いつからボタンを掛け違えてしまったのか、ひとつひとつ遡れば答えは出る。
それを考える、考えさせられる映画だったんじゃないのかな。
今現在も何処かに別のあんがいることを見せつける話でもある。
自分に何ができるのか向き合う、向き合える映画でもある。
どこそこのレビュアーだのキネ旬だのの点数がどうしたとかさ。
哀れなアホは放っておけと思うけどね。