24/03/12 22:46:37.86 pRaBgXKV.net
あと善人ばかりと批判する人いたけどこれが前提にあるからね
ただの良い人キャラってわけじゃないから
0609 名無シネマ@上映中 2024/02/19(月) 00:17:50.75
>>560
自分も同じような境遇だからそのシーン心に残った
あと三宅さんのインタビューで印象的だったところ
三宅:光石さんが演じた社長は、最初から見守りたくて見守っているわけじゃないんですね。自身の経験として、弟を見守り損ねたという大きな後悔と悲しみがあります。これは、具体的には言いませんが、ぼく自身の実人生においても自分が見守らなかったせいで起きてしまったと思っている大きな後悔があるし、そういう苦しい思いを拭えずにいる人は、この日本には多くいますよね、本当に悲しいことに。だから、誰かを見守りたいとか、優しくしようとかいうのが先行してあるのではなくて、自分はかつて見守れなかったという取り返しのつかなさが、映画の中や実人生で、これからはどうしたいか、という思いと繋がっていく感覚です。
インタビュアー:先ほど話した渋川さん演じる元上司が泣くシーンも、どうして泣くのかという理由がよくわかるんですよね。自分に向けた悔恨を抱えた人間が少しでも救われる瞬間って、他者を救おうとすることによってのみ、生まれるんじゃないかと思うんです。
三宅:そうですね。一度失敗しているからこそ、二度目は何とかしたい、という物語だと思うんですよね。自分がこういう映画を作っていること自体もそうかもしれないです。