単独スレ立てるほどでもない新作映画5at CINEMA
単独スレ立てるほどでもない新作映画5 - 暇つぶし2ch76:名無シネマ@上映中
18/05/19 08:09:04.23 qLbNn/zW.net
映画『マルクス・エンゲルス』予告編
URLリンク(youtu.be)
映画『マルクス・エンゲルス』英語題THE YOUNG KARL MARX、
独語題 Der junge Karl Marx
仏語原題 LE JEUNE KARL MARX
1842年の入会権の問題及び1843年から2月革命直前、1848年『共産主義者宣言』
出版までが描かれる
1847年11月にヴァイトリングの正義者同盟(義人同盟)を主人公たちが「クーデター」でひっくり
返す
ところがクライマックスだが
文化大革命のプロトタイプにしか見えない
大笑いすべきシーンだろう
(マルクスは唯物論と抽象力で仲間を論破するのだがこの両者は時に矛盾する)
劇中のヴァイトリングによるマルクスの批判的批判への批判への批判は的を射ている
何も残らないで矛盾だけが浮かび上がるのだ
評価すべきはプルードンを描いているところ
(黒沢清映画『ダゲレオタイプの女』に出ていた役者オリヴィエ・グルメ
Olivier Gourmetが演じている)
マルクス=プルードンの往復書簡がセリフに生かされている
英仏独語が飛び交うのを日本人なら客観的に見れるだろうが
ケン・ローチの影響を受けたハイチ出身の監督の切実さには敵わない
クールベとそのアトリエも少し描かれる
この映画でマルクスよりエンゲルスが魅力的なのは父親との確執が描かれているからだ
マルクスのユダヤ人由来はセリフで語られるだけだ
ラストタイトルロール前半でライクアローリングストーンが流れるがこの映画には合っていない
ディランのこの曲は思想的にはマルクス主義ではなくアナーキズムを体現しているからだ
岩波ホールのパンフレットに採録シナリオは入っていない


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