17/11/04 18:45:06.64 mk+sC+pA.net
「Ryuichi Sakamoto: CODA」
原発再稼働反対の記録でもない、闘病記でもない、映画音楽のメイキングでもない、
様々な断片を寄せ集めて坂本龍一という人間を表現した映画。もちろん人には様々な側面があるから良いけど、
911や湾岸戦争、地球温暖化など様々な問題をいっちょ噛みの様に色々取り上げすぎていて
逆に散漫で軽薄な印象を受けてしまった。
面白いのは雨音やせせらぎの音など様々な自然の音をサンプリングして音楽を作るメイキング部分。
この部分をもう少しキッチリと完成までのプロセスを見せるような軸を作るべきだったのでは?
湾岸戦争とか温暖化の話を入れるなら、メイキング、原発、闘病という3点を深く描くべきだった。
もうさ、がんの話なんて後半忘れたようになってるし。