16/02/13 16:23:59.06 DNpX4iZv.net
観終わった後の“これじゃない”感は半端なかった
SWに特段思い入れの無い妻はそれなりに楽しんだようだが自分の中では納得のいかない
想いと何十年ものあいだ世界の映画史に君臨してきた不朽のシリーズが冒涜された想いで
虚しさだけが残った
始めからフォースが使えるとか敵がダサいとかはどうでもいい、脚本のお手軽さもこの際目を
瞑ろう
致命的なのはジョージルーカスのみが生み出せた「核」となる世界観、イズムがこの作品から
全く伝わってこないことである
ダースヴェイダー、ダースモール、ジャンゴフェット、ドゥークー伯爵、グリーヴァス将軍、そして
パルパティーン
思い返すに悪役の彼らにすら細かいバックストーリーが用意されてあり、皆がすこぶる魅力を
発揮していた
それはヨーダやメイスウインドウらジェダイの魅力をすら凌駕していた
それだけではない、脇役にすら全てバックグラウンドが用意されていた
シンプルながらも練りこまれた壮大なストーリー、胸躍る戦闘シーン、煌びやかな宇宙空間、
シリーズを重ねるごとに中年を童心に戻してくれるギミックの数々
だから私たちは観終わった後にも深い余韻と共に、いくつになっても素晴らしい活劇を提供して
くれるルーカスに尊敬と感謝の念を覚えたのである
スターウォーズは'77年の一作目にパンフレットを買ってからエピソード3まで全て購入した
今作はパンフレットを買おうとすら思わなかった
オープニングだけで感動し、BB8が可愛い過ぎると星五つ付けれる人達はヤラセでなければあ
る意味幸せな人なのだろう
もういい、ルーカスは去ったのだ
これから何作作られようと映画館で観ることはないだろう
お約束ながら星一つのこの投稿の後に星五つのステマ投稿が並ぶのを承知の上で言わせて
もらう
スターウォーズは死んだのだ