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★★★ 「紅衛兵向け中国地図でも尖閣は日本」 返還時、米CIAが報告書
米中央情報局(CIA)が、沖縄県の尖閣諸島をめぐり、「領土問題は存在しない」とする
日本の主張を裏付ける内容の報告書を作成していたことが27日明らかになった。
報告書は、日米両政府が沖縄返還協定を調印する直前の1971年5月に作成。
当時の中華民国(台湾)が、 米国の尖閣諸島を含む沖縄の施政権に注文をつけたのを受け、
CIAが調査を行ったもので、米ジョージ・ワシント ン大国家安全保障記録保管室に保管されていた。
■66年に刊行
報告書は、中国で文化大革命の担い手だった紅衛兵向けに66年に刊行された地図を例に挙 げ、
『 尖閣諸島は中国の国境外に位置しており、琉球(沖縄)列島、すなわち日本に属しているこ とを示している 』
と指摘。67年8月に北京で刊行された一般向け地図帳でも 『 尖閣諸島は琉球列 島に含まれる 』
と表記されていると報告している。
台湾でも「尖閣海域が中国側の境界内にあると表示する地図はなかった」とした上で、
旧ソ連や 無作為に抽出した欧州の地図にもそうした表記はないとした。
報告書は、「尖閣海域に埋蔵資源の存在が明らかになった後、中華民国が領有権を主張し、
こ れに中国共産党政権が続いて問題を複雑化させた」と指摘。
歴史的にも国際法上も日本固有の 領土であるとする日本の主張について「説得力があり、
尖閣諸島の領有権の根拠を示す責任は 中国側にある」とし
『 尖閣諸島への中国のいかなる行動も、米国を日本防衛に向かわせるだろう 』
と結論付けた。 URLリンク(sankei.jp.msn.com)