05/03/16 22:45:36 0jaglCWD.net
>>134
ちょっと興奮して書きすぎたようですまなかった。m(..)m
その通り。レンズの厚さには許容範囲があり、その範囲を逸脱する
ような、深い傷の付いたレンズなら、同等品との交換や、新しい
硝材から作り直したりということも考えられるが、通常は大丈夫
なのだろう。
確かに作られた当時、今日のような量産精度は無かったが、
ライカでは、伝統的にレンズを組み立てる度に収差計算しなおして、
レンズエレメントにばらつきがあっても、それらの組み合わで、
総合的に収差問題を解決していたという話は有名。
今とは作り方が全く違い、とんでもない計算の手間がかかり、
結果的に高価になったのだろう。
ライカレンズの鏡胴には1桁の数字が彫りこまれていて、これが何を
意味しているのか、日本やアメリカでは、しばらくナゾだったが、
実は、焦点距離の小数点以下1桁を表していた。
標準レンズの焦点距離にも52.6mm, 52.7mm等いろいろバリエーション
があったわけだ。
設計どおりの焦点距離のエレメントだけを使い、それ以外は使わない、
という考え方は全く無かったようだし、硝材の屈折率のばらつきを
抑えることより、新種硝子の方に興味があったようだ。