24/01/26 06:35:29.39 .net
「人類はどんどんバカになっている」陰謀論を信じる人が後を絶たない根本原因
「短慮」「即断」という名の悪魔
人類は昔に比べてより「バカ」になった
だからと言って今後も必ず起こるであろう巨大地震のたびに発生するデマを、ただ座して甘受しておけばいいのかという話にはならない。地震とデマは必ずと言ってよいほど相関するが、国民皆ネット時代になった現在、その伝達力はけた違いである。幕藩体制期、江戸から大坂まで早飛脚を用いても情報通信は最低3日(片道)かかった。だが現代、ネットや電話を介せばそこに時間差はない。この速さはある種の恐怖である。
南海トラフや首都直下型地震という、将来起こるであろう超巨大地震の際、デマは一瞬にして全国津々浦々に拡大するだろう。そこから発生する急性的な騒擾は一次的には官憲の手におえないで暴走する危険性をはらんでいる。
要するに一人の人間に浴びせられる情報量は昔に比べるとけた違いに増えたが、それを受容する人間側は少しも進歩していないという事である。相対的に考えれば、より膨大な情報(それも正確な)を得られる環境になったにも関わらず、低リテラシーの人が相も変わらず存在するという事実は、人類は昔に比べてより「バカ」になった、と判定せざるを得ないのである。