23/08/28 16:44:30.60 .net
>>927
寺井氏:僕は情熱を持っている人間「たつき」を監督にしたかったんです。『けものフレンズ』で僕がやりたかったことは、たつき監督作品を世に送り出したい、ただそれだけです。たつき君は『てさぐれ!』のころからずっと、どこの馬の骨かわからない僕らのために一生懸命働いてくれていました。その恩をいつか返さなければあかんと考えていましたから。僕はアニメの中身のことはよくわからないけど、「こいつは裏切らない仲間だ」というのはわかります。やっぱり僕は人が好きなんですよね。
??寺井さんからしたら、たつき監督への恩返しが『けもフレ』のスタートだったのですね。
寺井氏:アニメが当たるか外れるかはわからないけど、本人がやりたがっているんだから、一回は監督をやらせないとあかん。それは『けもフレ』が決まる前から、ずっとたつき君に言ってましたね。「いつかは監督をやらせる。オレは絶対に取ってくるから信じてくれ」と。なので「たつきを監督にする」のが先で、作品がたまたま『けもフレ』だったんです。いや、これはあかんな! 「たまたま」とか言ったら怒られるわ(笑)。
??たつき監督は動物が大好きなので、それを聞いて『けもフレ』の監督に起用したのかと思いま
寺井氏:アフリカに住んでたことがあるのはなんとなく聞いてたけど、動物が好きだなんて僕は知らなかったんです。だから、もしかしたら学園ものだったかもしれないし、ロボットものだったかもしれない。とにかく、たつき君を監督の椅子に座らせて、自由にアニメを作ってほしかったんです。僕は純粋に「この人間だったらいいものを作れる」と信じていました。