23/08/05 05:44:32.22 .net
AIの遺電子 5話 S
また別のベクトルで深い話になってきたなヒューマノイドは人間と同じだけど
人間とは違って電脳だから安易に変える事も出来る事で
幸せの為には嘘が正解な事もある特殊な見せ方の良さと
変える事による副作用の見せ方まで含めてリアリティがあるね
MICHIの話が出てきたけどMICHIと主人公達側では相違点がある伏線も貼られたか
後半は更に深い話だね、人間の個性と同じ物まで完全に表現出来てる技術的なゆらぎの凄さと
変えられるからと安易な選択を防ごうと主人公が台詞でわざときつい言葉で説明した意図が見えてくる
医療AIの診断は確かにある意味では正解だがある意味では間違いであり
親もヒューマノイドなのかからかもしれないけど精神的に細かい判断までは出来ないし
この細かい感情の判断の差こそが人間独自の精神的な見せ方とAIの違いであり
技術的特異点後であっても人間がAIとは違う良さを維持出来る証明でもある
これこそがこれからの人間が目指す場所の1つだと深く考えさせられるね
技術的特異点ってあくまで技術的に人間をAIが超えただけで
精神的にAIが人間を超えてるかどうかの判断は人間でもAIでも出来ないからね
更にこの作品のレベルが高いのは才能を潰す奴隷教育の弊害を見事に見せてるんだよな
特殊な才能があるならその才能にあった特殊な環境教育こそが大事であり
環境教育が合わない結果、そこに合わせた事で特殊な才能が潰されてしまったという事になってしまう
学校に行かせずに完全に集中できる環境と専門的な個別教育があれば物凄い事になっていた見方もあるし
特殊な才能は潰れたけどその代わり普通に生活や友達などは出来てそれが幸せという見方もある
両方を得るというご都合が存在しない所がある意味では人間らしくて深くて面白いんだよな
特殊な才能をなくした事をそんなに落ち込んでない所も含めてどっちが良かったのかと考えられさせるね
「人間としての個性を大事にするか」もしくは「人間としての調和を大事にするか」そういうレベルの高い回だからな
どっちも正解でもあり間違いでもあるからね、だからこそ本人の自由意志こそが何よりも一番に尊重されるわけで
今回では本人の自由意志に関してどこまで話があったのかなどの背景を見たかったのはあるが
そこを視聴者の想像に任してからエンタメ作品としての話のテンポを重視した感じだったね
さすがにこれは文句なしの神回ですね、これほどレベルの高い作品はなかなか出てこないだろうね