考古学と神話とその他 Part.2at ARCHEOLOGY
考古学と神話とその他 Part.2 - 暇つぶし2ch324:出土地不明
16/04/27 01:08:42.80 qD2RNA1F.net
アーサー・C・クラークが書いた
『地球幼年期の終わり』
このアーリア系イギリス人の小説の内容をかいつまんで言えば、米ソが元ナチスの協力で宇宙競争にしのぎを削っている近未来、別の銀河系から、突然、神そのもののような超知能生物たちが宇宙船に乗って地球にやって来る。
ところが彼らの姿は、なんと人類が昔から想像してきた、長い耳に長いシッポ、口が耳まで裂けた「悪魔」そっくり。
この怪異な超高等生物が、なぜか地球人類にたいへん好意を持ってくれる。
災害や汚染や自然破壊など危機を切り抜ける道を教え、科学や社会の進歩を手伝ってくれる。
すると人類は、そうされているうち、次の世代あたりから急に恐ろしい変身をはじめる。
体だけは今の人類のまま。しかし意識の中身というか心の本質が変わる。
体は依然一人ずつ分かれて独立しているのに、心の働きの上で、「個人」というものがなくなってしまう。
一人ひとりが1個ずつの細胞のようになり、ついには人類の若い世代、ぜんぶが、数億人の個体に分かれた1つの心の巨大生物になっていく。
1匹ずつでは自分が何者かわからないアリやハチが、全体としては「種を繁栄させよう、進化させよう」という共通目的に向かって進むように。
しかも、この新人類の場合、最終目的はついに明かされない。
ただ全員で宇宙の果てをじっと見つめ、1つの巨大生物として何かをはじめようとするだけだ。
それを見て、「悪魔」そっくりの姿の宇宙から来た神々は、これで地球人類もやっと新しい成長期に入った。
われわれ宇宙生命の進化を受け継ぐ準備がはじまった、
いままでの地球人類は、その本当の使命がわからない幼年期だったのだ、と思いながら、援助を終えて宇宙の彼方へ帰って行くのである。


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