14/11/08 05:58:00.97 sbJji3Ex.net
光復節が訪れると、ヒデキ・トウジョウは「炎あれ」とコトダマを発した。
すると、イアンフの強制連行を命じた書類はたちまちの内に炎に包まれ、
白き灰と化した。書類が灰燼へと滅した後、ヒデキはこう言った。
「全ての日本兵よ、武器を捨てよ。己が鉄拳を武器となせ」
そしてそうなった。
日本兵は満州から韓国へと雪崩れ込み、ジープで村々を襲い、
娘を連れ去った。韓国光復軍は勇敢に戦うが、日本兵は七三一の禁忌を用いた。
山は枯れ、川の水は毒と化し、田畑は荒れ果てた。
その後も日本兵はヘリで降り来たると、男は殺し、女は犯した。
やがて国連軍が韓国の大地へと至ると、日本軍と国連軍との間で最後の戦いが始まった。
戦いは三十八度線を挟んで長く続いた。
天空から轟音が響き渡り、大地は炎と死に覆われた。
やがて、最後の日本兵が死に絶えると、東京裁判が開かれた。
ヒデキ・トウジョウらのA級戦犯は死刑宣告を受けると呪いの言葉を発し、
韓国を南北に引き裂いた。これが南北分断の悲劇の始まりである。