日本の古代史 Part16at ARCHEOLOGY
日本の古代史 Part16 - 暇つぶし2ch34:出土地不明
14/06/15 02:41:25.50 fo23nksF.net
研究二 日本陸軍の米軍観-大本営陸軍部参謀井本大佐の回想
◎開戦当時に大本営第二課(作戦)参謀であった井本熊男中佐(37期、のち大佐。
前出、第五代幹部学校長)は、その著書で次のように回想している(井本熊男
『作戦日誌で綴る大東亜戦争』昭和54年、芙蓉書房、45-46頁。
および『帝国陸軍編制総覧』「監修の辞、序」昭和62年、芙蓉書房、
15-17、20-21頁より要約)。

『日本陸軍「戦訓」の研究」』p64

「米国国民は精神力が弱いので、苛烈な戦争には堪え得ないと考えた。また、
物的戦力を軽視していたので、米国の豊富な物量はあまり問題にしなかった。
およそ、このくらい相手国の実情を知らずして戦争に突入した例は、世界戦
史上稀ではないかと思う」

「米国陸軍は、全くといってよい程、問題にしなかった」

「結局、米国は戦いに疲れて、和を求めるであろう。それによって、米国との戦争
は終末に導くことが出来るという考え方であった」

「第一次世界大戦において、米国は戦闘の経験がなかったので、当初、米軍の歩兵は
大隊単位で英仏軍隊の中間に挟まれて戦闘した。その際、米国兵は奇襲を受けた場合、
大声でわめきながら逃げ隠れするような例が少なくなかったようである。当時の観戦
武官がそれを見聞して、米軍は弱いと感じた事が、第2次大戦時代になっても変わら
なかったことが原因の一つではなかったか、と筆者は考えるのである。
 米国の大陸開発発足以来の歴史を知っておれば、米国民が精神力が弱いと見ること
は絶対出来なかった。その上に米軍の物的戦力は質量ともに日本軍とは比較にならな
い程強かった。
 戦力とは、精神力と物的力との相乗積である。その点を見誤っていた陸軍指導中枢
の米軍観は根底から誤っていたのである」


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