日本の古代史 Part16at ARCHEOLOGY
日本の古代史 Part16 - 暇つぶし2ch260:出土地不明
14/06/30 23:53:58.76 ju5r/d6W.net
天声人語 第一次大戦の兵士たちに学ぶ 「戦争はなぜ起きる?」「一つの国がよその国を侮辱した場合」
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天声人語
2014年6月29日(日)付

明治生まれの川柳家、井上剣(けん)花坊(かぼう)に〈暖室に酒呑(の)みながら主戦論〉の一句がある。
政治家にせよ市井の人にせよ、自分は戦場に行く気遣いのない者が、酒席で気炎をあげている光景に
想像がおよぶ。日清、日露、第1次世界大戦。日本は10年おきに戦争をやっていた▼

その第1次大戦で、欧州は「砲弾で地面を耕した」とされる惨状を呈した。発端となったオーストリア皇太子
暗殺事件からきのうで100年。何十年ぶりかでレマルクの『西部戦線異状なし』を読み直すうちに、剣花坊の
句が胸に浮かんだ▼

前線でドイツ兵が言う。「おれたちはみんな貧乏人ばかりだ。フランスだって大(たい)がいの人間は労働者や
職人や、さもなけりゃ下っぱの勤人(つとめにん)だ。それにどうしてフランスの錠前屋や靴屋がおれたちに
向(むか)って手向(てむか)いしてくると思うかい」▼

「そいつはみんな政府のやることだ」(秦豊吉訳)。兵士の故郷では、土地の有力者らが、この戦争で我が国は
どこの領土を獲(と)るか、と議論をはじめる。さっさと敵をなぎ倒せ、そうすりゃすぐ平和だ、と▼

総力戦は4年におよび、全土で1千万という人が戦死した。英国でザ・グレート・ウォー(大戦争)といえばこの
戦いを指すのは、戦没者の膨大なゆえである▼

『西部戦線異状なし』はナチス時代には焚書(ふんしょ)に遭った。一兵卒らの会話をもう一つあげる。そもそも
戦争はどういうわけで起きる? 「大(たい)がい何だな、一つの国が、よその国をうんと侮辱した場合だな」。
過去から学ぶことは多い。

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