23/03/18 20:05:00.62 ptqNaXq3.net
最近はビニールハウスや、屋内のまるで工場のような施設で養殖されたメダカが多く販売されています。 理由は、冬でも繁殖させることが出来ることや、稚魚の生存率を上げてたくさん生産できるからです。
しかし、このような環境で育てられたメダカは、一般家庭の水槽の環境に適応できないことが多いです。メダカは本来、四季がある日本の厳しい環境に適応してきた、適応力が高い魚ですが、それは、本来自然界では死んでしまう弱い個体が淘汰される結果です。
温室育ちのメダカの中には、環境適応能力が極めて低いメダカが沢山います。それを、温室ではない環境に適応させるのは、極めて難しいことです。結果として、熱帯魚と同様の飼育方法が必要になります。
メダカが飼育しやすい魚であると言われるのは、昔から日本に住み、日本の環境に適応しているから、日本の家庭で簡単に飼育できるからです。
つまり、本来は熱帯魚のような高度な飼育スキルが必要ない魚なのですが、温室で育てられたメダカに限っては、非常に飼育が難しいメダカになってしまっているのです。