硝酸塩除去スレpart.3at AQUARIUM
硝酸塩除去スレpart.3 - 暇つぶし2ch289:れません」 これもまた、アクアリウム界の嫌気性という言葉の扱い方に語弊しかない状態に近い問題であり、炭素源とは言っても、 無機炭素(水槽の場合は主に二酸化炭素など)・有機炭素(砂糖とか、みりんとか、酒とか)という種類がありまして、 脱窒バクテリアなどは後者、濾過バクテリアなどは前者で炭素をうまー!するので、そうは行かないということですね。 つまり、植物が酸素で呼吸しながらも、二酸化炭素をある種のご飯として摂取するイメージで捉えると分かり易いです。 逆に言うと水槽の立ち上がりは二酸化炭素を添加してあげると早いです。 どうしても二酸化炭素があると酸欠・酸素が少ないとか、酸素が多いと二酸化炭素が少ないというイメージあると思うけど、 双方はあくまで別のもので、時に酸素が十分にあっても、同時に二酸化炭素も凄い量で"二酸化炭素中毒"≠酸欠も起こり得る。 つまり、二酸化炭素が多い環境では「亜硝酸→硝酸塩を行うバクテリアが活発になり、>>244で言うαのバクテリアにとって好ましくない」のと、 次に「硝酸塩が出るとβのバクテリアが活発になるけども、亜硝酸に戻してしまうバクテリアの活動も出て来てしまうので一部がループする」とか、 更に「二酸化炭素をご飯に出来ない脱窒バクテリアは、バクテリアだけにデリケートに二酸化炭素中毒になってくれる」という三重の問題によって、 二酸化炭素の濃度を低く保つと、それだけで結果としては「亜硝酸・硝酸塩の双方が少なくなる」という、ちょっとややこしいメカニズムの話ですね。 ちなみに余談が二つあるけども… 一つは「水草を育ててないので」とCO2の濃度を気にも止めないのは危ないことで、水槽の中は二酸化炭素を吐く生物だらけなんですね。 特にバクテリアは目で「何匹居ますねー」ともいかないので「…冗談だろ。CO2無添加の水草水槽なのに50mg超えてるんですけど;;」とか、 そういうケースもそこまで珍しくなくて、テトラの紙をほそーく切ってケチりながら、CO2の値は確認してみた方が良いと思う。 二つ目は、水草って、隠れ家になるし、雑食の生態は何だかんだちょこちょこ食べるものだし、厳密には違うけど、 アンモニア・硝酸塩をそのまま吸うので、脱窒よりそっちかなって。特に水草というか水耕栽培は夜間水中に二酸化炭素を吐くこともなく、 ベビーリーフとか紫蘇とか、あの辺は「もう硝酸塩を添加した方が良いのでは?」と思えるくらいアホ程に吸ってポコポコ伸びるので…? よくガジュマルの木とか植える人もいるけど、硝酸塩の除去に特化するなら、雑草ばりに増える野菜の類の方が当たり前だけど遥かに強い。




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