15/10/12 02:40:25.06 Ow7+vsBH.net
バクテリア剤といっても大きく分けていくつか種類あるです
1、アンモニア、亜硝酸を酸化するやつ
2、硝酸を脱窒するやつ
3、沈殿物や糞を分解するやつ
4、PSB(嫌気性光合成細菌)、1~3の全部の効果有りとか宣伝文句に書いてある
で、ろ過器を使わない飼い方の場合(ビオとかメダカとか)は、4を使うしかしょうがないです
2、と4、は酸素が嫌いなので流れの無い水槽の底床でひっそり働くのが得意だから
ろ過器を使う場合は、通常立ち上げ時に1、を使います
これは自然に湧くのを気長に待ってられんからアシストするためです
その後は3、を定期的にちょっとずつ入れ続けます
というのも3、のバクテリアは爆発的に増えて死滅するアホなやつらなので
(フィルタに居着くはずなんだけど、経験上、定期的に添加した方が効果が高い)
で、1、3、の仕事は基本的に酸化による分解なので酸素が大量にいり
さらに1、と3、では3、の方が酸素の奪い合いで勝ってしまうので
3、による有機物の分解が終わらないと1、のバクテリアはいつまで経ってもまともに働けない
らしいのです
というわけで自分はバクテリア剤肯定派なのですが
1、と3、のバクテリアを働かせるにはエアレーション(酸素供給)が非常に重要で
またエアレーションでアンモニアを飛ばして水をリセットしてしまう(空気の成分比率に
強制的に近づける)効果もけっこう高いように感じ
さらにバクテリアは自然に湧くというのも事実なので
特に水草メインでなく生体メインの場合は「効果的なエアレーションこそ七難隠す」と言って
過言でないと感じています