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【不寛容との闘い】
モンゴル人は遊牧民だ。
遊牧民にとっての最大の敵は、家畜を襲うオオカミだった。
オオカミを追い払うために、モンゴル人はバンカーという凶暴な犬を飼っていた。
近代、モンゴルへの侵略者であるヨーロッパ人がモンゴル人の飼っていた番犬バンカーを恐れて、どんどん鉄砲で撃ち殺した。
番犬バンカーを失ったモンゴル人たちも憎きオオカミを鉄砲でどんどん撃ち殺した。
こうして、番犬バンカーも、オオカミも、絶滅寸前に追い込まれた。かくして家畜は襲われなくなった。ハッピーだったか?
するとモンゴルの生態系はおかしくなった。草食動物の大増殖でモンゴルは一気に砂漠化した。
モンゴルは、敵を滅ぼし尽くしてはならないことを学んだ。
年にオオカミに何頭かの家畜を襲われていた時代の方が遥かに豊かだったことに気づいた。
いま、モンゴルは世界からモンゴリアン・バンホールと呼ばれているこのバンカーという番犬の復活をヨーロッパと共同で復活させようとしている。オオカミの頭数も回復しつつある。
AKB48グループには海外姉妹グループがたくさんある。彼女たちが読んでいる聖典、たとえば聖書やコーランや仏典、道教の老子の言葉には、敵と和解しなさいと書いてある。
これらの教えの正しさは歴史が証明した。モンゴルの例は一例に過ぎん。
しかし世界は近代の歴史を忘れ、SNSの普及で再び不寛容な時代になってきた。それがオマエらの「叩けるものは徹底的に叩く」というナチスの亡霊となって、オマエらの心を再び貧しくしている。