【拡張】福岡空港拡張へ not【新空港】2 at AIRLINE
【拡張】福岡空港拡張へ not【新空港】2 - 暇つぶし2ch703:名無しさん@お腹いっぱい。
14/03/06 00:22:52.67 uod+6X7x0.net
URLリンク(www.asahi.com)
「駐機スポット 今より3ヶ所多い16ヶ所に」とあるが,これは誤魔化しである。
中大型機用を小型機用に転用して,無理やり数合わせをしているに過ぎない。
ビスケット1枚を割って2枚に増えたと言い張っているようなもの。
大は小を兼ねる駐機場で,大型機用を減らしてもいいのものか,その検証は必要である。

URLリンク(honobono3424mura.blog.fc2.com)
上記リンク先の絵のように,誘導路複線化によって,現在斜め駐機の7番ゲートがある折れ線部が凸状になり,前面を使えないデッドスペースが発生するので,駐機場として使える延長は減ってしまうから,本来ならば駐機場は減ってしまう。

駐機場を3ヶ所増やし16ヶ所にするためには,上記リンク先の絵のように,B777,B787,A330などの大型機用(コードE対応)を4ヶ所のみにし,その他の12ヶ所は全て小型機用(B737,A320などのコードC対応)とする必要がある。
B767のような中型機(コードD)は,小型機用駐機場では対応できないので,大型機用で扱うことになる。

現在でも国内線の中大型機は40便/日ほど就航しており,スカイマークも大型機A330を導入すれば,約50便/日。
50便を4ヶ所の中大型機用駐機場で扱うとすれば,駐機場1ヶ所当たり12.5便/日。
1日15時間の間に12.5便を扱うとすると,同じ駐機場を使うフライトの使用間隔は平均72分。
多くの旅客と貨物を扱う中大型機国内線のターンアラウンドタイムは,小型機で旅客のみを扱うLCCとは訳が違い,通常は50分程度。
しかも,前後のフライト間のクリアランス時間として最低15分は必要なので,これを合わせると,同じ駐機場を使うフライトの使用間隔は,上手くいっても60分は必要。
実際,福岡空港のピーク時の駐機場使用間隔で,60分を切る場合は極めて少ない。
国内線の平均値としては,過密空港でも,通常は90分程度。
もし仮に平均72分(12.5便/日)で運用できるのなら,国内線ゲートが48ヶ所もある羽田では,48×12.5×2(発着)×365日=43.8万回/年をゲートのみで捌けることになる。
しかし,実際に羽田国内線ゲート(固定スポット)で捌いているフライトは約32万回/年で,約1割は沖止めを余儀なくされている。
24時間運用の過密空港である羽田でさえ,実際に国内線駐機場1ヶ所当たりのフライトは,約9便/日に過ぎない。
15時間しか利用できない福岡で12.5便/日とは,いかに無理な設定であるかが分かる。
そもそも,大手2社は各々東京便だけで中大型機を15便以上/日,札幌便などを加えると各々20便/日ほど飛ばしているから,各々に中大型機用の駐機場を2ヶ所ずつは割り当てる必要があり,9便のスカイが加われば,最低5ヶ所は必要。
それに加え,ダイヤの乱れに対応できる大型機用予備スポットも確保する必要があるから,どんなに少なく見積もっても,中大型機用で6ヶ所は必要。

よって,中大型機を4ヶ所のみで扱うのは不可能だから,駐機場を3ヶ所増やして16ヶ所にするのも不可能である。
また,記事にある今の13ヶ所とは,予備の0番スポットを計算に入れておらず,同じ場所には今でも国内線駐機場は14ヶ所あるから,上記のように大型機用を無理やり減らして16ヶ所としたところで,予備スポットを含めれば2ヶ所増えるのみ。
中大型機用駐機場は最低でも6ヶ所は必要だから,上記リンク先の絵から,実際は14ヶ所しか設置できないことが分かる。
予備スポットを削るわけにはいかないから,結局,今と同数で,増やせない。
そして,現在の福岡空港の0番~13番スポットのほとんどは中大型機対応だから,中大型機用が6ヶ所なら,大は小を兼ねる駐機場の能力としては,実質的には低下する。
現在7番ゲートがある折れ線部が凸状になりデッドスペースが発生するのだから,同等数確保に拘れば機能が低下し,今と同等の中大型機用を確保すれば駐機場数としては減ってしまうのも当然。

駐機場不足という福岡空港の最大の欠点が無くなるかのように取り繕いたい気持ちはわかるが,大は小を兼ねる駐機場で中大型機用を大幅に減らして数合わせをしても,何の解決にもならない。


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