12/07/22 01:37:00.16 0
>>128-129
民俗・神話学板のほうがいいんじゃないか?
131:世界@名無史さん
12/07/22 02:05:01.43 O
何を今更。
人類学も歴史も境ないだろ。供犠については。
132:世界@名無史さん
12/07/22 02:21:18.85 O
生贄の話として、まあ、生と死を逆転させること通じて、
彼岸への連続性を確保することなんだよな。
で、そこから派生するものとして、食ったり宴会する形で、
連帯性の確保に利用することもあるが、それはあくまで二義的。
ポトラッチにおいては彼岸や宴会よりも無駄遣いこそと転倒しているけど、
そこらへんは転倒したところから逆に上がろうとした混乱があるから、
仕方ない。
宴会から聖なるものを取り戻そうとする逆サイクルだから。
133:世界@名無史さん
12/07/22 02:25:32.32 O
どっちにしても本質的なものと二次的な物の段階もわからず並べて、
分類しても意味ないわな。
馬鹿だから仕方ないが。
134:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/07/22 08:38:59.62 0
>>128-129
>一本のラインに結ばれる事を発見し、
いくつもある古墳にいくつか線を引けば、重要そうなものも出て来るでしょう。
原田大六自身がトンデモだったから、とは申しませんが。
「古墳の一の鳥居」が何時建てられたものか分かりませんし、cm単位やm単位
で本当に正確に線上にあるというぐらい一致するのでしょうか。
ピラミッドなどでもよくこの手の方位や数字の「一致」が叫ばれますが。
>つまり前天照は(恐らく老衰によって死亡し、)供犠として太陽神に捧げられ、
以下や、
>とすれば、これは西アジアとの面白い類似性がある。
以下も史料・資料上の裏付けはとれませんし。
猿田彦が太陽神であった可能性はありますが、だからといって天照と同一と
する必要はないでしょう。
>猿神は南方神話では日の神だ
猿田彦が貝に手を挟まれて溺れる伝承の起源を南方に求める説はありますが
太陽神の起源説は初耳です。何処の伝承かお教え頂きたく存じます。
月とのかかわりなら無くもありませんが。
135:山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte
12/07/22 08:56:47.33 0
>「古墳の一の鳥居」
ひょっとしてこれ、穴が開いていたのを「鳥居に違いない」とか言われたやつでは。
136:世界@名無史さん
12/07/23 07:23:30.96 0
メソ・アメリカの人身供犠の実相は、どのようなものだったのですか?
身分高い人々が人身御供にされたのか、それとも戦争捕虜などの敗者や奴隷だつたのか・・・
137:世界@名無史さん
12/07/23 11:23:36.60 0
昨日のテレビか
138:世界@名無史さん
12/07/24 10:35:25.85 0
>>136
戦争自体が宗教儀式であり、資源ではなく奴隷を獲得(交換?)するためのものだったらしい。
その裏付けの一つが、祭壇に捧げられる奴隷戦士は比較的自由で特に拘束されておらず、
毎日サッカーのようなことをしていた、とヨーロッパ側の記録にある。
部族が違っても基本的宗教観は近接していて、生死観は同じだった。
彼らにとって神に捧げられるのは最高の名誉であり、自分の武勇を相手が認めたという誉れであり
神の一部となって故郷に凱旋し永遠に祭られるチャンスでもあった。
だから一瞬の生を求めて逃げるのは戦士として最大の恥辱であり許されざる背徳だったようだ。
逆に、アンデス山中やセノーテに捧げられる処女巫女などは手足を縛られているのが普通で
後頭部を強打されて死んでたり足をへし折られたり切断された状態で見つかる。
脱走逃亡しようとしたり抵抗した女性は多くいたようだ。
それが信仰に対する男女差なのか、供犠体系自体が違うのかは地域によって異なる。
さらに言えば、新大陸は多くの地域が女系であり、
種を落とすだけの役割しかもたない男とは命の価値が違ったことも関連している。
139:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/07/24 13:33:44.95 0
>>136
メソアメリカのアステカでは生け贄になった奴のほとんどが戦争捕虜だな。
球技での勝者もしくは敗者も生け贄になったけど戦争捕虜のほうが数は多いね。
アステカの場合各都市の王は処刑できない決まりがあって生け贄にするという
形を取っていた。
奴隷だからという理由で生け贄になるのはなかった(例外はあると思うが)。
>>138でも述べられているように生け贄は名誉なことだとされていたから重罪人は
縛り首とかで死刑にされていたね。
その他に神官とかによる自己犠牲で自傷行為が行われてた。
140:世界@名無史さん
12/07/25 00:30:03.02 0
アステカだかマヤだかの王妃が自分の舌をサボテンの棘をつけた糸で貫く話を
ディスカバリーチャンネルで見た
141:!kab 水 ◆TCygujgOWY
12/07/25 13:40:09.45 0
>>140
舌を貫く自己犠牲やってるやつはマヤの遺跡で壁画が見つかったりもしてるね。
普通の神官とかも自己犠牲してた。
アステカでも自己犠牲は普通に行われてたな。庶民ではなくて神官とか戦士とか
そのへんのやつがやってた。
ジャガーの戦士とかの戦士団に入るのに宗教的な修行が必要だったが
その一環で自己犠牲も行われてた。
人間の血液を神への捧げ物としていたから自己犠牲も推奨されていた。
142:世界@名無史さん
12/07/28 19:43:23.63 0
ジル・ド・レの少年大量猟奇殺人はその数、数百人に及ぶ。
その異常性は彼の性癖というだけではすませられない。
イタリアの怪僧プレラーティの悪魔召還供犠としてサタンに捧げられたものだった。
尻穴を犯され、喉をかっ切られて死んだ者は最も幸福な者だったと言えるだろう。
そうやって何十人と捧げたにもかかわらず、悪魔が一向にやってこない事に業を煮やしたジルはプレラーティを詰問した。
「悪魔は少年の生の執着がもたらす絶望の叫びによってこの世に現れるのです。まだ、絶望が足りない。」
窮したプレラーティの教えを、ジルは満面の笑みで忠実に実践した。
巨大な刺付きローラーでゆっくりと足の指から潰されていく者。
鉄の三角錐に座らされ、口から臓器を吐き出しながら貫かれる者。
骨を一本一本、ハンマーで砕かれていく者。
両手足を切断され、だるまのまま蛆に食われていく者。
焼けた鉄棒をケツに突っ込まれ、中でぐるぐる回し、焼けて癒着した腸を引き抜かれる者。
鑿のような器具で少しずつ、肉をこそぎ落とされていく者。
うつぶせで縛られ、20メートルの刺の生えた床を何往復も引き回された者。
全身の皮を剥がされ、乾くとワインをかけられ数ヶ月も生きていた者。
戦友であり主であり女神だったジャンヌ・ダルクの死は、ジルを狂気に駆り立てた。
彼女が魔女として最後の叫びをあげて火に炙られて炭になった時、彼の正気もまた、燃え尽きてしまったのだろうか。
その心の隙間に本物の悪魔が忍びこんでしまったのだろうか。
それとも金に眼がくらんだプレラーティに騙されていただけなのだろうか。
うん、でも本当はきっと、彼は好きでやってたんだと思う。
ちょっとした言い訳が欲しかったんだよね。
オナニーする時に「一発抜いたら逆に勉強がはかどるし」って言う俺らとおなじ。
143:世界@名無史さん
12/07/28 20:08:20.65 O
あーそれ全部でっちあげだから
財産没収目的のやつね
144:世界@名無史さん
12/07/28 20:10:48.99 0
まじかよキャスター召還しようと思ってたのに。
145:世界@名無史さん
12/07/31 21:59:14.82 0
ぶっちゃけ、歴史上誇張はよく行われているよね。
殷の紂王だって、暴君じゃなくて
実際は名君だった説もあるよね。
暴君にしないと、滅ぼした周が悪者にされるからな
146:世界@名無史さん
12/08/01 11:30:47.54 O
戦に負けて滅亡させられたんじゃ「名君」とは言い難いな
147:世界@名無史さん
12/10/28 13:31:11.01 0
ガチに興味深いテーマだ。
148:世界@名無史さん
12/10/29 06:44:09.56 0
すれ違いだが
魔法少女まどか☆まどかの世界の魔法少女も(宇宙のエネルギー補充のための)生け贄なんだよな。
149:世界@名無史さん
12/11/03 17:09:53.26 0
age
150:世界@名無史さん
12/11/25 20:28:18.04 O
虚淵が書きたいのはキリスト受難劇だろう
まあ、あれも生贄と言えばそうなんだろうけど